砧 レディースバイク・オートバイ教室(新しい日)

中上級で参加しました。
そのこと自体は、以前と何ら変わらないのですが、指導員の方々は、私が日曜日(一般講習)で上級に上がったことをご存知です。
それはつまり、私が「中上級」の「中」ではなく「上」にならなければいけないことを意味しました。

「上級どうだった?」
車両点検中に、N山警部補が声をかけてくれます。
私のことと、私のような者を受け入れなければならなくなった、上級の他の人たちのことを心配してくれているのでしょう。
思い切って、感じたことや思うことを(なるべく簡潔に)話してみました。
警部補は、私の話を聞き、更に、いろいろなことを話してくれました。

レディースも、全員でのブレーキング練習の後は、一般同様、中上級が先に傾斜走行を行います。
現在はコースの東側が工事中のため、西半分のみ使っての練習となっています。
長いコースは設定できないため、前半は高速系、後半は低速系(クネクネ系)と、2種類のコースを走ることになりました。

高速系、がんばってもがんばっても直線で離されるつるばら@ファントムの前に、センターの原付に乗ったN山警部補が突然入ってきました。
「ノーブレーキで行ける所があるんだよ!」
とても警察の方の口から出たとは思えない言葉とともに、N山警部補、原付で疾走!
※練習としての傾斜走行なので、ノーブレーキもありです。念のため。

ついて来い、と言っているのがわかるので、ついていこうとしますが、私の腕がついていきません。
大きなコーナーはノーブレーキであっという間に後にし、小さなコーナーは信じられない位の小回りで通過していくのです。
速い・・・速すぎる・・・

原付って、ここまで走るんだ。
走り終わって、驚きと憧れとでぼーっとなった私に、警部補が話しかけてくれます。
「わかった?ノーブレーキで行ける所があるでしょう?」
「はい、その次が緩いターンの時はノーブレーキで、きつい時はブレーキ使うんですね。」
「小さいターンはバイクを寝かすよりRブレーキで。接地はしない。ほら。」
N山警部補の乗る原付スクーターは、小さな小さな8の字を何度も続けて書いて見せました。

どきどきしました。
自分が今までできていなかったこと、これからできるようになっていく(べき)ことが、はっきり見えました。
これが、一歩を踏み出す、ということなのでしょうか。

不思議なことに、他の指導員さんからのアドバイスも、今までとは違って聞こえました。
急に高度なことを言われるようになったわけではありません。
何だか、自分の中での響き方が違う感じなのです。
とはいうものの、相変わらずその場ですぐに直したり、身に付いたりするわけじゃないのですが。

それでも、今日という日は、真新しい、素敵な日でした(レディースだから半日ですが)。
この新しい日が、いつまでも続くよう、倦まず弛まず走り続けたい、と思いました。

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