砧 バイク・オートバイ教室(挑戦を受け入れる)

アドヴィで参加しました。
ここしばらく、自分はなぜスラが遅いのか、いろいろ調べてきたのですが、今回はその調査と考察(苦笑)から得られた対策を試してみました。

今まで、ワタシのスラが遅い理由って、フォームが悪くてきちんとイン側に状態が入っていないから、と思っていたのですが、具体的なことはちょっと曖昧でした。
これを勝間和代さんよろしく(注1)、いろいろ聞いて回ってまとめてみたところ、次のような問題があるようです。

1)長い直線、緩く続く旋回などで、上体が固まっていて加減速のフォームが取れていない
2)後輪への荷重のかけ方が足りない
3)旋回中、上下方向の身体の中心線が地面に垂直なままになっている
注1:勝馬和代さんは監査法人在籍中、話が分かりにくいと周囲に言われて、「勝間の話は何故わかりにくいのか」を徹底的に聞き取り調査したそうです。

では、実際に走ってみましょう。
コースは砧名物?のロングコースです。

まず、加減速のフォーム。
加速時にやや前傾にするのは比較的できるのですが、減速時(つまり旋回に入る時)、後ろに引くのは、かなり意識的でないとおろそかになりがち。
後輪への加重は、ステップを少し前気味にするとやりやすい感じでした。
身体の中心線は、それだけなら結構意識できるのですが、加減速のフォームとセットになると、こっちもおろそかになってしまいます。
うーん、何周走っても、全部ちゃんとやるのは大変です。

でも、必死でフォームを確認しながら走っていたら、他の方との相対速度?に対して、全くカリカリせずにいられました。
これ、ストレスがなくてとっても良かったです。
いつもは、前の人に置いて行かれる~、とか、後ろの人が迫ってくる~、とか、ものすごいプレッシャーなんですが、今日は前の人との車間距離を保つことだけ気にすればよかったので。
・・・あ、ワタシの場合、前の人に接近しすぎるってケース、ほとんどありませんね(泣)
ともあれ、より滑らかに流れるように走るために、他の人と速度を比べる必要はないみたいです。

話はそれますが、私は、人と争うようなこと、競争するようなことが苦手です。
そしてそれは、自分の欠点だと思っていました。
でも、「人生が与える冒険や、挑戦を受け入れる(パウロ・コエーリョ)」ことができるのなら、人と争う必要はないのではないか、と最近思うようになってきました。
大変大袈裟な話になってしまいますが、スラも同じ、かもしれません。
つい、他の人と比べて遅いことを気にして、がむしゃらに走ってしまいそうになりますが、それは本来に趣旨ではないはずです。
ワタシは少しずつ、自分の限界を広げて行く「挑戦」を続ければいい。
他の人には、迷惑をかけないことだけ、十分に気をつけて。

改善策が効果を現すにはまだ時間がかかるかもしれませんが、そこに至る努力は、楽しいものになりそうです。

田園調布署講習会@砧

春の交通安全運動たけなわの今日、都内で複数開催される講習会のうち、田園調布署@砧に参加しました。
自宅から一番近いから、ではありません。
田園調布署には、あの方、A警部補がいるのです。
砧での講習会に、A警部補が来ないワケがありません。
果たしてA警部補、砧女子全員の期待を裏切ることなく、2交機の白バイで颯爽と現れたのでした。

A警部補から学びたい所は今だにたくさんあるのですが、今日はラッキーなことに、傾斜走行の慣熟で、真後ろに付くことができました。

慣熟のA警部補は、コースのすみずみまで確かめるように走ります。
時折、コーナーのギリギリのラインを揺らぐように辿るのは、久しぶりで迷いがあるとでもいうのでしょうか?

そんな慣熟1周目が終わりに近づいた頃、急に前を行く白バイの気配が変わりました。
何というか、かちっ、とスイッチが入った感じ?
ぐいーんと駆け出すA警部補、どんどん引き離される私のアドヴィ。

そう、どうやらA警部補は、今日の路面の限界を探りながら走っていたようです。
砂の浮いたコーナーをわざわざなぞるようなことまでして。
そして見切ったから、全開に出た、と見ました。

私の方は、あっさり自分の限界を見切り、さっさと列の後方に下がりました。
慣熟の間は先頭でもいいのに~、と追い越しながら声を掛けてくれる方もいましたが、笑って頭を下げました。

良いのです、これで。
今日、私は、慣熟走行で何をしなければならないか、目の当たりにして学んだのですから。

とはいえ、あそこまでギリギリ確かめて走るのは、正直コワイ。

因みにこの傾斜走行、最後は猛獣の駆け回るサバンナみたいでした。
田園調布署、秋にまた講習会がありそうなのですが、その時には私も猛獣の群れに加われたらいいな、とちょっと思ってしまいました。

HMS初級 5回め

日記を書いていなかったので回数が飛びましたが、参加しました。
車両はCB750、NC750の登場まで場繋ぎで使用されているような状態ですが、私としては、入替まで「お別れ会」を続ける所存です。

そして担当は、M川さん、M本さん、Yさん。
初級は手厚いです。

さて、今回、私は急にスラが速くなりました。
M本さんの、たったひとつのアドバイスで。
ふふふ、教える側、教えられる側、ともに究極の憧れのシチュエーションですね。

そのアドバイスとは
「顔を腕より前に出すように。」
というものでした。
その通りにやってみたら、急に速くなった、というより、走る距離が短くなった感じで、気持ちよくスラスラ行けたのでした。

顔を腕より前、って、どこか不思議な言い方だし、進みたい方に顔を向けるということなら教習所時代から言われ続けて多少なりともできてると思うし、一体何が今までと違うのでしょう?

しばし考えて、思い浮かんだのは、このアドバイスをすぐに実践できる準備ができていたのではないか、ということでした。

つまりね、顔を腕より前に持っていっても、アゴが上がっていたり、背中がエビ反っていたりしたら、アドバイスの効果はほとんど望めなかっただろう、ってことです。
言ってしまえば、アドバイスとの出会いのタイミングなのかもしれません。
アドバイスを受ける側のレベルが低すぎるうちは、それがどんなに大切なポイントであっても、すぐには結果に結びつかないとでも言いましょうか(泣)

深く考えると、過去の自分に哀れを催しますが、今日、いい経験になったからよしとします。