きみを不安にさせない

ただ今、本職の方は超多忙真っ只中です。
関係者のみなさんも、刻一刻と変わる海象に振り回されるように、オロオロバタバタ。
私も例外ではありませんが。

そんな中、ひとり、とても頼りになる人がいます。
何があっても、落ち着いて対応させてくれる、というのでしょうか。
その人も、所掌や或いはそれ以上の責任を負って大変なはずなのに、どんな時も、不安や焦燥を他人に伝染させない、そういう人です。

見習いたいです。

さて、指導員をしていて、心がけていることのひとつ、優先順位ほぼ1位に「受講生を不安にさせない」というのがあります。
講習会参加の効果をなるべく大きくするためには、落ち着いて練習することが必須だと思うから。

何をどう練習すればいいのかだけではなく、(それ以前に)どこをどう通ってどういう順番でやればいいのか、焦るとわからなくなってしまう人もいるでしょう。

間違えたら叱責されるのではなくサポートを受けられる、ということに考えが及ばない時もあるかもしれません。

そういう不安をできるだけなくして、自分の練習に集中し、楽しんでもらえたら。

元・上達の遅すぎる受講生だから思うことかもしれませんが。

今はオリンピックありコロナありで講習会はオフシーズン。
秋には、気持ちも新たにスタートしたいです。

神様の仕事

今日は土曜日、1週間の仕事の疲れを癒す週末です。
スタートは、バイク関係の予定。
早起きするのはちょっとしんどいけど、バイクで体を動かせば、ウィークデイに溜め込んだストレスがすうっ、と軽くなることはわかっています。
前夜にしっかり準備して、少しでも睡眠不足にならないように気をつけて迎えた朝、まだ半分寝ぼけた私に、一本の電話がかかってきました。

雨のため、今日の予定は中止です、というチーフの声。
思わず、ありがとうございます、家を出る前にご連絡いただいて助かりました、とスマホに頭を下げてしまいました。
実は起きた時から、体の疲れが取れていないのを感じていたので、この中止連絡は、思わぬ休養許可に思えたのでした。

神様、ありがとうございます、という思いが溢れてきました(病んでますね)。
至福の二度寝体験ができる、という感動に浸っているうちに、ふと気づいたこと。
こんな時につい、私が感謝してしまう「神様」って、実際には、「偶然」の集大成というか、結果なわけです。
でも、この結果に至るには、たくさんの人の行動、決断、思いがあったことでしょう。
窓の外は確かに雨でしたが、主催者には、予定を結構するという選択肢もあったはずです。
そこを(想像ですが)、例の新型ウィルスの件もあるし、天気予報がよくないとあまり人が集まらないかもしれないし、迷っている人が心置きなく欠席できるよう中止にしよう、と考えた方がいたのかもしれません。
チーフは、そういう連絡があればすぐメンバーに伝えられるよう、早朝から準備してくれていたのでしょう。
その他にも、私が気づいていないだけで、この決定に関わった方はいるに違いありません。
つまり、私が感謝せずにはいられない「神様」って、人間の行動やその奥にある思いの集積なんだなあ。

私の思考は大体そこまで。
あとはベッドに戻って、疲れたままの心と体を休ませたことは、いうまでもありません。
神様、ありがとうございます、なのでした。

日曜日の午後は切なくて

良いお天気の日曜日でした。
昨日はHMSに参加、その後は亡くなったバイク仲間を偲ぶささやかな会で飲み、と大変充実していたので、今日は家でゆっくりしておりました。

ちょっと遅めに起きて、革パンやブーツのお手入れや洗濯したり、食料品の買い出しに行ったり、アイロンかけしたり。
まあ、ごくフツーの休日を過ごしたのですが、日が傾いてくるにつれて、何だか切なくなってきました。
夫は奇病、じゃなくて難病持ちなので、平日の帰宅後やほとんどの休日は家で休養しています。
なので、今日も、私が一人で寂しく家にいた、というワケではなかったのですが。

なんだか、切ない。
時間が、自分の横をすり抜けていくみたい。
別に家事ばっかりで嫌、とかでは全然なくて、久々にゆっくりコミック読んで楽しんだりしていたのに(因みに今日読んだのは「トクサツガガガ」の18巻)。

コレってやっぱり、
「せっかくのバイク日和を活用しなかった」
という、無意識の後悔だったのでしょうか?
そういえば、先週の日曜日は、夕刻の自動車教習所をお借りしての練習会でした。
雨上がりの曇天で、現地に行くまでは寒くて気乗りがしなかったけど、結果的にはすごく納得のいく、良い練習ができたっけ。

日曜日のバイクは、遅くなると翌日に響きそうで、なんとなく気が乗らなかったりするのですが、今までに、やってみて後悔したことってないな、と気付きました。

来週の日曜は、降ってなければまた練習会です。
先週みたいに、会場到着までを辛がったりしないで、家を出る前から楽しんでみようと思いました。

重要なのお知らせ、です。

とうとう、このヤプログも2020年1月31日を以ってサービス終了だそうです。
やはり、時代はSNSなのでしょうか?
というより、運営会社である、GMOメディアサービスの事情のようですね。
メーリングリストや日程調整ツールも続々終了してます。

私自身は、匿名性のある方法で、これからもゆっくりマイペースで書き綴っていきたいので、引っ越しを考えてます。
それ以前に、遺跡と化したホームページを何とかしなければならないので、ちょっとまじめに経営改革に取り組まねばならなかったのですが、そちらも放置したまま!
遺跡は遺跡で構わないので、せめてスマホ対応にしたいので、久々に、サイト(再)構築の勉強をしようと思ってます。
母屋の方を作成した際は、お手軽ソフトのお世話になりましたが、そのソフトももうありません。
何か、気楽に使えるモノをみつけられればよいのですが。

MRIのパンパカパン

半年に一度の脳MRI検査に行ってきました。
私の持病は右大中脳動脈狭窄症というもので、たぶん生まれつきなのですが、脳梗塞リスクであるため、半年に一度MRI検査を受けることになっているのです。

さてこの検査、横になって上半身をトンネル?の中に入れられ、30分ほどかけて撮影されるのですが、その間、身体を動かすのはNG。
しかも音がかなりうるさいのです。
そのため、頭部をヘッドフォンと緩衝材でガチガチに固められます。
ヘッドフォンからは、静かなクラシック音楽が流れ・・・ていたのですが、今日は何故か途中でノリが変わり、運動会の入場行進でよく使われるあの曲が!
ジャンジャカジャーン、ジャンジャカジャーン、ジャンジャカジャンジャンジャンジャンジャカジャン、と流れ始めたのです。

これは検査技師のやる気の現れか、病に立ち向かえという患者への励ましか、とにかく無意味にパワーが湧いてくると同時に、吹き出すのをこらえるのに必死でした。

しかし、入場行進は一曲で終わり、次には「白鳥の湖」の哀切なメロディが。

私、涙が滲むまで笑うの我慢しましたが、まともに検査できたのか、少ーし危ぶんでおります。

ホームページの掲示板が2/28 23:59で終了します

利用者減のため、運営会社さんがサービスを停止するそうです。
まあ、最近はSNSで事足りるという方が多いのでしょうね。
私自身は、匿名性の高い掲示板には掲示板なりの役割があると思っていますので、とても残念です。

ああ、ごめんなさい!

HMS歴十数年にして、2回目の当日キャンセルをしてしまいました。
夫が高熱を出して寝込んでしまったのです。

こちらがお客とはいえ、つまりは契約を一方的な理由で解約する訳ですから、申し訳なさでめげそうになりながら、キャンセルの電話をしました。
当日キャンセルを詫び、事情を話すと、電話に出てくれたイントラさんは、明るく、でも思いやりある言葉で対応してくれました。
うれしかったです。
このところ、公私ともにキツいことが続いていたので、ちょっと涙ぐんでしまいました。
そして、仕事をする人間として、この方のようになりたい、と思いました。
少し前向きになれたかな。

そのイントラさんに、お礼を言う術もありませんが、ほんの気持ちだけ、私の地元の緋寒桜を。

「キカイダー」を全話見てしまいました

Amazon Prime Videoで。
あれは、良いというか良くないというか、オトナを惑わす罠ですね(苦笑)。

「キカイダー」は子どもの頃、リアルタイムで見ていて大好きでした。
因みに同時期、好きだったのは「ウルトラマンA」、「海のトリトン」、「バビル二世」などだったと思います。
女の子向けの番組は無かったのか、私が見ていなかったのか・・・あ、「キューティーハニー」は好きでした(って、少女向けアニメなのか?ハニー)。

それはさておき、「キカイダー」といえば、やはり見どころは、主人公のジローとミツコさんの悲恋です。
(特撮としての作品論を書くほどの知識は持ち合わせておりませんし)
要は人造人間と生身の人間の叶わぬ恋、なんですが、これがホントに切ないのです。

ストーリーの序盤、言うなれば「生まれたばかり」のアンドロイドであるジローは、ミツコさんに対し、人間への憧れと同時に淡く幼い(ように見える)慕情を抱きます。
ミツコさんの方は、当然ながらジローを異性としてほとんど意識していません。
ストーリーが進むにつれて、ジローは「成長」し、ミツコさんだけに向けていた視線をより広い世界や多くの他者とのつながりに向けるようになります。
そしてそれは、ミツコさんへの叶わぬ、というか、叶えてはならない想いを諦めることを学んでいく過程でもありました。
ですがミツコさんは逆に、そんなジローにどんどん惹かれていってしまうのです。
見事なすれ違い・・・悲恋です。
まあ、男女の役割を入れ替えかつ人間同士に置き換えたら、どんな時代にもいくらでもありそうなわりとフツーの恋物語ではありますが、その場合、成熟した男女として後日再会、最後には愛し合う、なんて可能性も残ります。
決してそうはならないのがアンドロイド ジローと人間ミツコさんの恋。
だから悲恋なんです。
(↑「ブレードランナー」の件は置いておいて)
最終回のラストで、ジローの見せる悲痛な別れの表情が秀逸でした。
ヒマと根性のある方は、ぜひ全話視聴して見てください(と軽く言えないほど長い!)。

なお、「キカイダー」では、ジローや変身後のキカイダー、あるいは敵役ハカイダーの乗るバイクも必見です。
夫と見てかなり盛り上がりましたが、長くなるのでまた別の機会に。

人として信用できない、かも?

最近、ツーリングライダーさんのバイクの、ナンバープレートがとっても気になります。
何と言うか、不自然なpitch角(要するに、バイクの長手方向をx軸、幅方向をy軸とした場合の、y軸周りの回転角とご理解下さい)にしている方が、ちょっと増えたような?
まあ、ハッキリ言うと、番号を読み取りにくい角度に傾けてるんですね。

国土交通省のウェブサイトによると、「上向き40°~下向き15」となっていますが、どー見ても40°より上向いてたり、酷い例だと、泥よけの裏に取り付けてあったり・・・まさか、流行なんでしょうか?

以前、府中の講習会で、
「ナンバープレートが読み取れないようにしている人は、バレさえしなければ何をしてもいいと考えている人、と見なされても仕方がない」
というお話を聞いたことがあって、深く同意したことを思い出します。
「バレさえしなければ、何をしてもいいと考えている人」
・・・お友達になりたくないというか、人として信用できないような気がしてしまいます。

お店の名誉のために名前は出しませんが、ライダーに人気のとある食堂に立ち寄った時に見かけたのは、数人のツーリングチーム全員のナンバープレートが・・・。
流行ってんのか?、と夫までいぶかる徹底ぶりでした。
その方達全員、少なくとも40歳は超えているとお見受けしたのですが。

寡聞にして存じませんが、もし、ナンバープレートを判読困難な状態に取り付けてるのを流行らせているメディアとかがあるのでしたら、いいオトナがそんなモンに踊らされるなよ~、と、世間に向かって小さくつぶやきたいつるばらでした。

2016年はカゼひきでスタート・・・

すっかり更新を怠っておりました。
リアルで顔見知りの方はご存知と思いますが、まあ、人生最高の仕事量?のような時期が続いておりました。

たいせつなことを、たくさんあきらめて、それでもまだ足りないか!?
私の時間をどこまで差し出せば足りるというのか?

なんてセンチメンタルなことを考えていたのはまだ余裕があるうちで、年末頃には、とにかく目の前のことをやらねばならぬ、の自転車操業状態となっておりました。
年末年始になれば、とりあえず世間全体がペースダウンする、そこまでがんばれば何とか、と自分を鼓舞して走り抜けた2015年でしたね。
クリスマスが楽しみなのは、(比較的ヒマな)若いうちであって、年を取ると、大手を振って休める正月が待ち遠しくなるものなのだな、と痛感しました。

そんなムリがたたったのか、新年の出勤初日、急に唾液も飲み込めないほどノドが痛くなり、夕方に高熱を発してしまいました。
これは間違いなくインフルエンザだろう、と人生初の出勤停止を期待しましたが、翌朝には平熱に戻り、病院で受けた検査ではインフルエンザ陰性・・・
強力なカゼ薬もらって、あっというまに職場復帰しました。
でも、さすがにクスリで症状を押さえ込んでいるだけあって、体力はついていっていない感じです。
神サマが、ちょっとペースダウンしなさい、と言ってくれているのかもしれませんね。

というわけで、新年の近況報告が、何だか不景気(不健康?)なお話になってしまいましたが、遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。