生まれて初めて薬でラリってしまった

「1日1カプセルで効く、強力なものです。風邪薬や抗ヒスタミン剤と一緒には服用しないでくださいね。」
薬屋から、付け足しみたいに言われた言葉です。
でも、実際には付け足しじゃなく、最重要ポイントでした・・・

私は今まで船酔いしたことがないので、船には強いと思っていました。
でも、
「もしかしたら、今まで船酔いする程ヒドい目にあったことがないだけで、今回はダメだったりして。」
などとふと思ってしまい、購入したのが上記の酔い止め薬。

飲んでみたところ、最初の4時間くらいは好調?に作業できました。
が、5時間程経って、作業が終了したら、体調がなんかヘン。

眠い・・・だるい・・・
吐き気とかはしないけど、頭がぼーっとして、思考力が(いつにもまして)低下してる・・・
あー、これが「ラリってる」って状態なのでしょうか、たぶんそうだね。
何やるのもおっくうで、もうダメ~って感じでした。

夫によると、エンジニアは、乗り物酔いの薬なんか飲んじゃダメ、とのこと。
××を×きながら作業する方がいいそうです。
確かに、この倦怠感と戦いながら仕事するより、頭がクリアな分、マシなんでしょうね。
今回だって、薬が効いて酔わずに作業できたのか、やっぱりもともと酔わない体質なのかは不明なままですし。

次回の乗船は10月初旬の予定です。
次は薬ではなく、防水エチケット袋を持って行こうと思います。

とりあえず、無事に帰って来れてよかったです。

渋谷署講習会@砧(たぶんこれを幸せって言う)

21日、船は出ず、私は海の藻屑となる危険を冒さずに済みました。
ご心配いただいたみなさま、おかげ様で元気です。

さて、台風15号のおかげで予定は延期、船は明日出ることになったため、今日は仕事をフケて(って懐かしい言い方ですね)渋谷署講習会に参加してきました。
もちろん、車両はXR230、今や、HMSで使われた方がよほど幸せだったろうと思われる「トライチェイサー」です。

正直、まだ全然ダメダメです。

ブレーキング
まだRブレーキ感覚がつかみきれていません。
踏めていないと思ったら、踏み過ぎで後輪ロック(ばすばす、というような音がします)。

傾斜走行
クランクで、Fブレーキで進入してからRブレーキに重点を移す?のが滑らかにできません。
意識しすぎると失速しかかります。
コケないのは、タイヤががんばってるのと、XRが低速に強いから、なんでしょうね。
ラインも大甘だし、後輪荷重も不十分。

低速
立って静止、ができません。
まずは低速で動こう!と千鳥でがんばっていますが、上達ぶりはカメのように遅い・・・
遅くなりたいのは、遅乗台とか一本橋なんですが。

いろいろありますが、たぶん、低速がキモですね。
特に、魅惑の美尻、というか立ち姿勢。
やってみてわかったのですが、立ち姿勢での低速課題って、ハンドルにしがみついていたり、肩がハンドルと平行に動かせてなかったら、絶対できないようなのです。
逆に言うと、立ち姿勢で低速ができるようになれば、上述の欠点は治ります、きっと。

ダメだったことばっかり書いていると、ダメの神様に取り憑かれてしまうので、いいことも書いておきます。
左足のつま先がシフトペダルにかかって、気を抜いてると足が下がってシフトダウンしちゃう件、あれは、着座位置を少ーし後ろに下げれば大丈夫でした。
まあ、講習会での傾斜走行は、基本一速オンリーなので、シフトペダル踏み抜いたって、あまり問題はないのですが。

それにしても課題山積、充実してます、トライチェイサーでの練習。
「幸せとは幸せを探す旅そのもの」と言いますが、練習すること、練習できることって、この上ない幸せなのでしょうね。
キツいですけど。

と書き残して、明日こそホントに出航です。
みなさまには、生きて再び相まみえんことを・・・!

ヤツらがじわじわ寄って来る

今日から出張です。
行き先は・・・駿河湾

台風(たち)の接近で、海象は抜き差しならない状況になりつつあるようです。
出航は明後日ですが、今からひとりで緊張してます。
まあ、荒れるようなら、作業予定を延期すればいいだけの話です。
それでも小心者の私は、脳内シミュレーションで、最悪のケースばかり想像して、勝手に震え上がってしまうのでした。

・・・しっかりしよう、自分!

砧 バイク・オートバイ教室 (Period)

実は久しぶりのサンバイ、参加してきました。
結果から言います。
今日も左右のレバー曲げました
右は立ちゴケ、左は遅乗台でした。

立ちゴケはまあ置いといて、問題は遅乗台ですね。
本日最初のチャレンジで、あえなく倒れていたところへ駆けつけてくれたA部長がじっくり見てくれました。

曰く、まだどうバイクを進めるか、迷いがある、とのこと。

つまり、一本橋のようにハンドル操作は小刻みにしてまっすぐ行くのか、「く」の字を書く要領でハンドルを切った状態で止めてみるのか、自分で決められずにいるので、バイクも困っている状態なのだそうです。

当たり、ですね。
遅乗台なので、ハンドル切って止まっていたいのですが、実は立ち姿勢でのRブレーキがまだ上手く使えません。
はっきり言うと、どのくらい踏み込めているのか、どれくらい効くのか、まだ感触が掴めていないのです。
ブーツをオフ用に替えたせいもあるかもしれません。
一本橋流でいくか、くの字流でいくか、先攻?を決めて集中しないとどっちつかずになってしまいます。

ハンドルを切る方向におへそを向ける、という私の最大苦手項目の克服のためには、「くの字」が必須だと思います。
でも、まずは、一本橋方式で、身体の芯と地球の軸を通す方からやってみることに決めました。

「前輪の先、タイヤの進む方を見て。」
「Rブレーキの感触が掴めていないなら、最初はクラッチ操作でじわーっと進んでみる。」

アドバイスに従って、ひたすら千鳥で練習します。
が、悲しいことに、話はすっかり1週間前にもどって、お尻をあげる、という所がまだダメじゃん!

お腹やお尻を前だの後だのに突き出さず(つまりへっぴり腰じゃなく)、きりっとヒップアップした状態で、安定して低速で進む・・・。
やっぱり、すべてはそこから始まるのでしょう。
覚えの悪い私のこと、ちゃんとできるようになるまで、どれほど繰り返しを必要とすることか。

正直、しんどいです。
スクーター一筋で、来年の安全運転大会の課題だけを粛々と練習する方がむしろ楽かもしれません。
でも、今までのクセの強い走り方とか、不安定さとか、そういう欠点から目をそらしてしまったら、自分自身のステップアップにはつながりません。

ホントの実力はないのに、課題だけはソツなくこなす状態にピリオドを打つため、しばらく苦労してみたいと思います。

他の人の迷惑にならない程度に、ね。

HMSパイロンsp(王子様の筋肉)

参加しました。
生徒は9名、インストラクターはKさんひとり、場所は駐車場の隣、と、こぢんまりしたクラスです。

当然ながら、練習したのは、ひたすら直パイのみ!
Kさん言うところの修行ですね。
1日かけて回ったパイロンの数は約10,000本でした。
(走行距離が50kmちょうど、パイロン間隔が5mと4.5mだったので)

膨大な数のパイロンと、Kさんが教えてくれた今日最大の教訓は
「滑らかに直パイを走れればいい」
でした。

直パイっていうと、こう、サスを積極的に沈めて、攻撃的にぐいぐい押していくイメージですが(とKさんも言っていました)、実際には、滑らかに、無駄な動きなしで走る方がいいみたい。

私自身は、ハンドルを腕で押さえ込んでいる、とたびたび注意されますが、あれも無駄なんですね。
自分が動くのではなく、バイクを動かせばいいのだそうです。

因みに、HMSの初級で教わる、加速&減速の腕の曲げ伸ばし(というか、荷重を前後にsurgeさせる動作)は、バイクに乗る筋肉がまだできていないから、そういう動きで説明するそうです。
筋肉ができてくれば、傍目には動いていないかのような動作になるらしい・・・

そういえば、王子様(適当な仮名です。突っ込まないでください・・・)は、私のような腕の動きをしませんね。
滑らかに、流れるようにスムーズに駆け抜けていきます。
あのかっこよさは筋肉のなせる技だったのか。
王子の王子たるゆえん、それは筋肉
白鳥は優雅に水面を進んでいきますが、それを支えているのは、たくましい水かきと脚力
なのと同じでしょうか?

話が発散してしまいました。
まあ、ムリヤリ着地すると、攻撃的よりは優美な運転がしたい、それを支える王子な筋肉が欲しい、ってコトで。

世田谷四署講習会@砧(低速編:世界観を変える美尻)

引き続き世田谷四署、低速に関して。

今回は、立ち姿勢がポイントでした。
遅乗台で、立った方がバランスの練習になる、ということをA部長にアドバイスされ、波状路はもちろん、千鳥も一本橋も立ってやってみましたとも。
ブロックスネークは昨日の痛手があるので、ちょっとできませんでしたが。

私の立ち姿勢、カッコ悪いようです(泣)
もっとお尻を上げて、しゃんと立って・・・と言われてがんばるけど、どうも今ひとつ。

そういえば、立ち姿勢で後ろ姿がめちゃくちゃきれいな人いますよね。
それを思い浮かべ、美尻美尻と唱えながら立ち姿勢の練習を積む私は、傍から見たらヘンタイさん?
でも、立ち乗りで見えて来る何かが、「世界観を変える(A部長・談)」はず・・・!
そのために、美尻、美尻、です。

さて、これを書いている間中、ネコが私の背に「逆さおんぶ」の姿勢で張り付き、自慢のお尻を私のうなじに押し付けて甘えていました。
今日の振り返りに協力してくれたのでしょうか。

世田谷四署講習会@砧(死にそうな傾斜走行)

玉川署の講習を終え、その足で行ってきました。
四署というのは、世田谷・成城・北沢・玉川・・・でいいんでしたっけ?(不謹慎)

通常の第2日曜日なら、玉川署→砧スクーター教室 が定番なのですが、今回は世田谷四署と砧スクーター教室のコラボ企画?なので、XRで参加しました。
・・・昨日の今日だというのに、河川敷の懲りない面々(筆頭は自分か?)。

中上級なので、全員でのブレーキングの後はイキナリ傾斜走行です。
はっきり言って、死ぬかと思いました。

どこがって、バック(ホーム?)ストレートの加速が!!

このストレート、ゴールとスタートを結ぶ、川沿いの数十メートルで、通常なら、クールダウンに当たるのではないかと思います。
でも今回は、ノンストップで走り続けたので、速い班にとっては「減速区間」、遅い班(人)にとっては「加速区間」になっていました。
そうなると、当然、私にとっては、前の人に追いつくための「加速区間」でなければばらないのですが、慣らしも終わっていないXRで、一速のまま全開はムリ!

XR、死んじゃうって。

仕方がないので、三速まで上げてみました。
が、そうすると、今度はスタート地点を通過する際に、一速に戻す時の回転数合わせが難しい。
というか、できなくて、ものすごいエンジンブレーキがかかってしまいます。

私の乏しい知識(と技量)ではもうお手上げです。
このストレートは、ムリの無い一速で走りました。

スタートまで戻ると、指導員さんが、もっとアクセル開けて!と手で合図します。
スタート地点通過と同時に、今度は死ぬ気で全開(←短い距離なら問題なし、と思ったので)。
コース内は全力、ストレートは脱力?という、あまりにマイペースな傾斜走行になってしまいました。
ATである原付スクーターからXRに乗り換えて、今、一番練習しなければならないことは、実は減速チェンジだったようです。

本講習会についてのお話は次回に続きます・・・

玉川署講習会@コヤマDS二子玉川校

久しぶりに夫と二人で参加しました。
本っ当に久しぶりだった夫、先に行っとるで、とCB750で飛んでいったのですが、私がコヤマに到着すると、どこにも姿がありません。
まさか砧に行っちゃったか?

心配していたら、20分程遅れておもむろに現れた夫。
「東急自動車学校だったな、と思って行ったら、跡形もあらへ。」

うーん、そっちへ行っちゃいましたか。
どうやってコヤマに来れたかというと、見るからに講習会に参加する雰囲気のライダーが通ったので、後を付けたとのことでした。
まあ、たどり着いたので、結果オーライです。

そんなアクシデントもありましたが、幸い遅刻にもならず、無事にスタート。
第2日曜の玉川署は、コーススラロームのみなので、XRに慣れる練習として、粛々と走ります。
コーナーリングの際、FブレーキからRブレーキへの引き継ぎがまだ今ひとつスムーズじゃない、という発見がありました。

そして8:30、講習会終了。
このあと砧で世田谷四署合同の講習会があります、というアナウンスがあり、バイクの流れは自然に多摩川をさかのぼっていきました(←半分ウソ)。
私と夫も、2匹のサケのように、多摩堤通を西へ・・・

池上署講習会@砧(午後は右)

午後は引き続き砧で、今度は池上署講習会でした。
午前の経験を活かして、繰り返すまい、転倒の悲劇!
・・・と思ったのに、ブレーキングで停止した後、ギアがニュートラルに入らなくて、モタモタしている間に、右足のブーツのふち(オフ用でした)を車体に引っ掛けて今度は右に転倒しました。
いわゆる立ちゴケ
ぐらっと傾いた時に、手を伸ばして届かないような感じでした。
やっぱりデカいわ、XR!
これで右レバーもカールしてしまいました(泣)。

さて、今回の池上署、最後に一本橋大会がありました。
昨年の夏期バイクの最終回でも実施されたあの大会です。
思えばおの大会で、中級とはいえ2位に入れたことが、私の再生(笑)のきっかけになったのでした。
今回は、クラッチもブレーキも、レバーがあっちこっち向いた状態での大会です。
もう笑うしかありません。
しかも出走1番手だよ、おい。

きっちりルーティン(私の場合は、胸のネックレスに手を当てて目をつぶり深呼吸)やって、声まで出して後方確認してスタート・・・0.5秒くらいで落ちました。

いいんです、それは(いや、よくないか)
そうじゃなくて、今回は、私が絶対に優勝して欲しい、と思った人が優勝したのが、何よりうれしかったです。
この夏、少しだけですが、私はその方の実力とがんばりと潔さを目の当たりにしました。
私が去年、砧の夏の一本橋大会で元気になったように、その方にも、ここで素敵な時間を感じて欲しかった、というか。
まあ、私ごときが書くのは本当に僭越なのですが。

ともあれ、午前午後の連続講習は終了。
帰宅後、必死で左右のレバーを交換して、XRでの講習会三昧の一日は終わったのでした。

砧 レディースバイク・オートバイ教室(朝は左で)

XRでの砧初陣です。
ムリめかな?と思いつつ参加した中上級、受講者が5名しかいなかったので、逆にラッキーでした。
人数少ない方が、迷惑かける相手も少なく済みそうで(弱気)

忘れないようにポイントを書いておきますと・・・
ブレーキング
(今まで以上に)上体が持って行かれる感じ。
もっとニーグリップして、腹筋でしっかり支えること。

傾斜走行
右旋回は割と身体が入れやすいのですが、左は難しい!!
理由は簡単で、左に身体を入れると、右に付いているFブレーキとアクセルが遠くなるから、ですね。
今までも左の方が苦手でしたが、車格の大きい(ハンドル幅の広い)XRで走ってみて、原因がはっきりしました。
もっと左肩を引く必要があるのかな?


これは問題ないでしょ、と思ったのが甘かったです。
XR初ブロックスネークで見事墜落、転倒しました。
あっさりクラッチレバーが曲がってしまったので、指導員さんとHさんに手伝ってもらって、クラッチの取り付け位置を前に回してその場しのぎ。
指導員さん、Hさん、感謝です!!

その後、とてもここでは書けないようなアホなこと(自分がHMSで、初参加の方などにそっと言ってあげるようなこと)までやらかしてしまいました。

XR、シェルパよりもガタイがでかい分、取り回しに注意がいりそうですね。

というわけで、午後の池上署講習会に続きます・・・