1年のしめくくりが一条さん

大晦日、大阪にて、半端な空き時間ができたので、夫と映画「相棒」を見てきました(←夫が大ファン)。

一条さん、そんな所に異動になっていたのですね。
一条さんの警察学校時代の写真を見られたのが私にとって一番の収穫でした。

帰ったら、クウガのDVDをイッキ見しそうな気がします。

諸般の事情により

なぜか12月30日の夜をネコと過ごしております。
明日になれば夫にも夫の家族にも、明後日には私の両親にも会えるのですが、やはり寂しいものです。
ブログのカウンターが回ってるのを見て、ちょっと慰められたりして。
ネコは相変わらずこんな感じです。

ひまつぶしにこんなの見てみたり。

「放課後の音符」(山田詠美著)を読んだ

というか、読み返したのですけど・・・
このお話、私がまだ学生だった頃、「オリーブ」というファッション雑誌に連載されていまして、大好きだったのですね。
で、単行本が出た時は、初版第一刷、ソッコー買いました。
後年、文庫版も出ましたが、単行本の装丁の美しさを味わわないのはもったいないです。

お話は、高校2年生17歳のヒロインが、周囲の女の子達の恋の物語に触れることで少しずつ成長し、自分の恋にたどり着く、いうなればビルドゥングスロマンです。
その過程が、とーっても素敵!さすが詠美さん!

「私はまだ恐いのだ。彼女のように、恋することのせつなさに身を浸してしまうことが。そして、純一のまわりにいる彼に恋する女の子たちのひとりになってしまうのが。弱虫なんだ。私は、そう思う。」

こんな文章、読むといまだに心が震えます。
恋するには遅すぎるけど、恋する気持ちを忘れたくない方にお勧めです。

砧レディースバイク・オートバイ教室(真冬の人海戦術)

吹きすさぶ寒風の中、透き通るような青空の下、参加してきました。
これが今年最後のレディース、私としては今年最後のファントムでの講習です。
クリスマスの朝だからか、それとも首にかけたドッグタグのためか、ちょっとはしゃぎすぎのスタート(恥)。

今回のレディース、指導員さんがやたら多く、ちょっと驚きました。
でも、そのメリットは、傾斜走行ですぐに現れたのでした。

レディースの傾斜走行は、速い順に3ないし4班にわかれるのですが、控えめな女性が多いので、自己申告による走行順番決めがスムーズに行かないことが多いのです。
で、今回、班は6つか7つ、定員各2名で走るよう指示がありました。

当然のごとく、最初は「最遅班枠争い(?)」がちょっと起きましたが、すぐに収束。
私は下から3つ目の班に入り後衛に回りました(要するに受講生二人中二人目)。

ロングコースを3周、慣熟走行した後、少しずつペースを上げていく走り方でした。
「強風のせいで、砂があちこちに浮いています。慣熟走行でちゃんと見ておいて、そのように走ること。」
比較的、マイペースで走れそうな雰囲気。

実際、この方法だと、マイペースで速度を徐々に上げていくことができました。

どうしてそうできたかというと
班と班のスタートの間隔がちょっと長めに設定されていたので、迫りくる後続に焦る、という事態が避けられた。
指導員さんの目が行き届いていて、小休止の際には、指導員さん同士が相談して班メンバーの入れ替えや順序替えをしてくれた。

要は、小分けにするメリットが存分に現れていたのです。
これぞ禁断の人海戦術!?
ありがとう、サンタさん!(関係ないか)

指導員さんは大変だったことと思いますが、なんだかクリスマスプレゼントのようでした。

そんなわけで、私にとっての砧走り納めは無事終了しました。
あとはクグロフでも食べながら、おいしいお茶飲んで今年の反省をしようと思います。

みなさま、お疲れさまでした・・・

クッキーとドッグタグ

自分で自分にクリスマスプレゼント~♪
というのは不毛なのでやりたくなかったのですが、オーダーしていたドッグタグのペンダントが折よく(折悪しく?)できてきました。

3cm×2cm位の小さなタグで、表側には、小さなダイヤモンドと、私のファーストネームが入れてあります。
チェーンはやや長めのボールチェーンです。
ボールチェーンのネックレスって好きじゃなかったのですが、コレのおかげで、タグが常に胸元に垂れ下がるんですね。

なるほど、タグが背中に回って見当たらなかったら意味ないもんねえ。

帰宅すると、こんなん届いとるで、と夫が差し出してくれた郵便の包みは、バイク仲間から、手作りのクッキーのプレゼントでした。

地味に素敵なクリスマスイブでした。

「汚れた英雄 第四巻・完結編」(大藪春彦著)を読んだ

いや、BookOffで105円で売ってたので、買っちゃったのですね。
出張時の車中での暇つぶしのつもりでしたので、1~3巻が無いのは気にしませんでした。
平忠彦さんが主役の吹替えで走っている映画のDVDは持ってます(爆)ので、アバウトながらストーリーもわかってるつもりでした。

が、それはやっぱり甘かった!!
大藪春彦さんの世界は、私が知ったつもりでいたものよりも、はるかに大きかったのです。

「完結編」では、世界的な二輪ライダーとなった晶夫の奔放な生き様と、その果てに彼に見えてきた、人間として円熟した在り様を示しつつ、あまりにもあっけない幕切れが描かれます。
その筆致は、見事としか言いようがありません。

表紙を飾る草刈正雄さんの若き日の姿も、見ようによってはかなりベタなのかもしれませんが、ゴージャスなオペラみたいな雰囲気にも見えたりして。
古き良き時代、で終わらせたくない、何かを感じさせる1冊でした。

申し込んでしまいました

ご報告が遅れましたが、先日ご紹介した、砧で開催される女性限定講習会、日曜日のうちに申し込んでしまいました。
とうとう、1098Sで!!

いや、もしかしたら、直前に怖気づいてファントムに変更するかもしれませんが。

女性による女性のための二輪車安全運転講習会、興味のある方は、以下をご参考に・・・
【日時】平成23年1月30日(日)時間9:00~12:30(受付9:00~9:30)
【対象】持ち込みオートバイを運転できる免許の取得者、原則として都内在住・在勤・在学者(初心者歓迎)
【問い合わせ及び申し込み】交通安全教育センターへ直接電話(電話番号及び地図はこちら
※人数制限があるようです。何人かはわからないのですが 

入力エンドレス

日曜出勤が続いたので、有給を使って朝寝坊しました(管理職なので振休は取れません・・・泣)。
リビングで、仕事と直接関係のない数値データの入力作業しながら、最小ウィンドウで雑誌の付録の白バイ大会DVD見てます。

見てるんですが、ネコに妨害されたりして、データ入力に想像以上に時間がかかってしまい、延々白バイ、延々柏秀樹さん・・・。
苦痛ではありませんが、自分のトロくささが気になります。

HMS浜名湖中上級(手厳しい途中下車)

いつのこととは言いませんが(爆)、西へ向かう道すがら、ぶらり途中下車の旅で浜名湖に行ってきました。
今回の中上級、この日唯一のオンロードクラスとのことで、猛者ぞろいの予感・・・こわいよう。

とはいえ、浜名湖HMSはやはり基本的なところを丁寧に教えてくれます。
午前中は、立ち姿勢を含むパイロンスラロームで、体重移動の確認でした。
「ターンする側の斜め後ろ、かかとに体重をかけてみましょう。」
「身体を横に出すのではなく回します。そうしないとフロントを殺してしまいますよ。」
うーん、わかりやすい・・・

この調子で気分よく楽しく終わっていたら、それはそれで良かったのでしょうが、そうは問屋が卸さない、の午後・・・

最初の設定は、右列の直パイ→左に横移動→左列の直パイ・・・Uターン後はオフセット、となっていました。
前半のほとんど真横に移っての直パイは、私の苦手中の苦手なので、眼の色変えて走りましたが、今ひとつ。
そして次のコーススラロームで、弱点大暴露?となったのでした。

「コーナリングの時、腕が曲がっているので、ハンドルが切れ込んでしまって、更にそれを止めようとして腕を突っ張らせてしまってるんです。」
イントラさんの鋭い指摘です。
「減速時は腕を伸ばすこと。そして苦手意識のある左ターンは、左真横に身体を入れてます。横に動くのではなく、縦の軸の周りに回るように。午前中やったようにステップで左後ろ、斜めに体重をかけるんですよ。」

sway(y軸方向の並進運動)ではなくyaw(z軸周りの回転運動)・・・ワタシの本職である船体運動で言うとこうなります。
これができてないという問題、未解決でしたね。
結構打ちひしがれてしまいました。

なんで打ちひしがれたかというと、秋以降、私は「プラスのスパイラルを回す」という方法で向上していきたいと思い、そう練習してきたからです。

弱みばかりを見て、自分はダメだと思ってしまい、モチベーションが下がると、成長するものも成長しなくなる、これが「負(マイナス)のスパイラル」です。
逆に、強みをベースにモチベーションを上げ、成長を図るのが「プラスのスパイラル」です。

私はこの夏の終わりに、自分がずっとはまりこんでいた「負のスパイラル」のキーを抜きました。
間違っても、もう二度と自分から動かすことがないように。
でも、「負のスパイラル」を恐れるあまり、事実から眼をそらすようなコトになっては元も子もない、ということなのですね。

やはり現実は甘くない、と痛感した次第です。
こうして手厳しい教訓を胸に、再び西への旅が始まったのでした。

明日から出張

日曜日に大阪は梅田で大仕事です。
絶好のバイク日和になりそうなこの週末ですが、ファントムには乗れません。

ファントムには・・・