板橋署講習会@砧

いろんな事情が錯綜し、結局ひとりで参加してきました。
でも、砧には、「いつもの顔ぶれ」がいてくれるのでノープロブレム

そして今回、乗っていったのはXR230、我が家のトライチェイサーです。
オフ車であるXRで練習したいことはたくさんあります。
低速練習を通して学びたいこと、と言えばいいのかな?

板橋署の講習会、半日なので、基本的な流れは定例のレディースと同じです。
人数が少ない関係で(今日はほら、あっちこっちで講習会あったから・・・でしょうか?)、初級や中上級といったくくりではなく、ゼッケンの奇数偶数で2班に分かれて練習します。
両班全員での制動練習の後、私の入った奇数班は、低速バランスから。

やっぱり久しぶりのXR、力んじゃってますね。
感覚を取り戻すのにちょっと時間が・・・(苦笑)
でも、昨年、原付スクーター三昧からXRに切り替えた際には、転倒しまくってレバー交換ばっかりやってましたが、今年は違うんだぜぃ。
これが私の、去年から今年にかけて成長した部分、てことでいいんでしょうか?

傾斜走行は、ほとんど休憩なしのぶっ通しでロングコースを走ります。
この場合、XRで一番きついのは、ホームストレートだったりします。
一速で40km/hは正直、つらいです。
でも、ここで二速にして楽をすると、スタート地点をノンストップで通過?するために減速チェンジするのが結構(かなり)しんどくなります。
結局、どちらか選ぶしかないのが、今の私の実力なんだなと実感してしまいました。

話が変わるんですが、最近砧でよく見かけるこいつらはカラスの親子なんでしょうか?
先週は、親鳥っぽいのがもう一羽いました。
気になるのは、子どもらしき小さいヤツの羽の色が、白の混じったメッシュ?になっていること。
カラスの仔って、白黒まだらなのでしょうか?

砧 レディースバイク・オートバイ教室(Memory)

ファントムで(性懲りもなく?)参加しました。
しばらく様子を見る=もう少し普通に使ってみる、と考えたのです。

結果は・・・大ハズレ
私の入った中上級は、制動→低速バランス→傾斜走行の順だったのですが、傾斜走行の慣熟が終わっていざ1周め!というところで力尽きました、ファントム。
症状は、Rブレーキスカスカ、加速せず、と前回と同じです。

「ブレーキフルード、交換したぁ?」
前回の事情を知る指導員さんからお言葉がかかりますが、すみません、忘れてました。
バイクショップでの奇跡の再会に心奪われて(苦笑)

このファントムに乗り始めてもう4年。
走行距離こそ9,000km程度ですが、ほぼ、講習会でしか使っていません。
あっちこっちガタが来ていてもおかしくないでしょう。

そもそも、ファントムを購入した動機は不純です。
その年、二輪車安全運転神奈川県大会のレギュレーションが変更になり、「排気量無差別級」を誇った女性クラスが、「50cc原付」のみとなったのです。
当時、我が家にあった原付は、夫のモンキーのみ。
モンキーで出場するか、Monster800SiでBクラスにクラスチェンジするか?
一見悩みどころですが、私の決断は速かったです。
・・・砧の近くのバイクショップの店頭にあった、かっこいい原付を買おう

それがすべての?始まりとなりました。

まあ、そういう、思い出のびっしり詰まったファントムです。
今となっては、講習会で法廷速度を気にしつつ疾走するのが楽しいファントムです。
はっきり言って、安全運転大会の練習マシンとしてはあまりにも規格はずれなファントムです(爆)。
でも、私にとっては、大切な、大好きな「50cc原付スクーター」なのです。

そろそろ、大メンテナンスが必要なお年頃なのかもしれません。

結局、慣熟+1周しか走れなかった傾斜走行、見学で他人のあら探ししながら、しみじみ思い出に浸ってしまったのでした。

砧 バイク・オートバイ教室(ファントムの贈り物)

約1か月ぶりの砧、約半年(まではいかないか)ぶりのファントムで参加してきました。

ファントム君、50cc原付スクーターですが、実は私が乗ると、つま先つんつんでしか足が着きません。
ヨーロッパ仕様=二人乗りなので、ガタイがいいのです。
でも、久しぶりの乗車による問題点は、別のところにありました。

午前中の低速バランスを難なく?こなした後、午後イチは傾斜走行でした。
今日のテーマは、ズバリ「なるべくRブレーキを使わない」です。
ファントムのRブレーキを夏場に酷使するとすぐスカスカになってしまう事情と、Fブレーキを強化したい私の意向が重なって、このような設定となりました。

で、Rブレーキは触る程度、Fブレーキメインで走ってみたのですが、何かヘンです、ファントム君。
加速がものすごく鈍い・・・!?
必死でアクセルを開けるのですが、加速するタイミングが遅くて、思うように走れません。
走行じゃなくてそうこうしているうちに、やっぱりRブレーキはスカスカに・・・
焦るあまり、無意識に握ってしまったのでしょうか。
騙し騙し傾斜横行を終えました。

本日最後の課題は制動です。
コレ終わったら、バイクショップにいくしかないなあ、などと考えながら一斉休憩を取っていたら、どこからともなく現れた自転車が、悠然とコース内を走っていました。
サラリーマン風の、ふつうの服装の男性です。
誰だよ、あれ?
タダモノじゃねえ!
と中級騒然となる中、適当に「S田さんじゃないの?」と言ってみたら、果たしてそれは大当たりでした。
実は本当にテキトーだったのですが、100m先からわかったわよ!と、とりあえず自慢してみました。

そんなこんなで酷暑の中の講習を終えて、私はまっすぐバイクショップに向かいました。
クラッチとか変速機がダメになってきてるんだよ、と講習仲間に言われていましたので、手痛い出費覚悟です。
なぜかプードルが昼寝している店内から出てきたメカニックさんに、店先でエンジン吹かしたりしながらお話ししていると、つるばらさん、と路上から声が掛かりました。

振り向くと、そこには女性の白バイ隊員・・・なんと、先日、砧から異動された、A警部補でした。
そりゃまあ、白バイの方からすれば、何度も見かけた原付とライダーなんて100m先からでも発見できるのでしょう。
束の間の邂逅でしたが、久しぶりに言葉を交わすことができてハッピーでした。

この素敵で不思議な出会いは、まぎれもなくファントム(の不調)が招いてくれたもの。
私はキミをずーっとほったらかしにしていた悪いオーナーなのに、キミはなんていい奴なんだ!
多少手痛い出費でも、がっつり直すからね!
と思ってしまいました。

さて、そのファントム君の病状?ですが、やはり変動機のゴムベルトがそろそろくたびれてきているらしいです。
「ま、交換時期は12,000から15,000kmですから、まだ保つでしょ。」とメカニックさん。
「でも、ホントに加速悪いんです。」
「今暑いから。あ、でも使い方が普通じゃないからなあ。」
結局、しばらく様子を見て、涼しくなっても調子が悪いようなら早めの交換を考えよう、ということにしました。
入院半日、費用概算25,000円とのこと。

・・・いいさ、それくらい。
今まで積み重ねてこれた練習もその成果も、今日の出来事も、すべての素敵なことを運んできてくれる、私の幸運のバイクなんだから。

雷雨の下で

明日の講習会に間に合わせるべく、ファントムの整備中。
よくよく考えたら、3か月以上、車庫に寝かせてました。
オイル足して、キックで始動したけど、これから問題点が明るみに出てくるのかな?

HMS中級(8月はいつも出直し)

私が全国大会で通用しなかった最大のネック、それはスラでした。
出場して初めて思い知ったのですが、「苦手なもの」があってはもうアウトなんですね。
法規も低速もスラも全部できて当たり前、そのうえで、タイム勝負になった時、競り勝たないとダメなのです。
といううわけで、早速HMSです。
担当は、Y下さんとM川さん。

当面の目標は、右手首の角度がおかしいこと(このくせのせいで、アクセルワークや前ブレーキが下手なのだと思います)を直すこと!
・・・だったのですが、弱点はもっといろいろありました。

午前中は市街地のコース+新コースで、リーンイン・リーンウィズ・リーンアウトの各フォームで下半身の動かし方をチェック。
リーンインで内側の肩が前に出てしまう欠点だけでなく、リーンアウトがオフロード乗りになってしまう傾向も指摘されました。

午後は降り始めた雨の中、まずはバリブルコースで細かい切り返しの練習。
右カーブから左に切り返す時、身体が固まってますよ、とY下さんが苦笑しながら指摘してくれました。
実際、Fブレーキをキューっと効かせてパイロンを回った後、アクセルを開けるのにタメが入るというか反応が鈍いというか、ここでタイムロスしているのよくわかります。

最後の仕上げは長いコースでのオフセットとUターンの組み合わせでした。
ここではあからさまに左のUターンがダメです。
大回りだわ回るの遅いわで、再びY下さんから、目線が近くて移すのも遅い、と指導が入るのでした。

どれも、以前から自覚していた課題です。
でも、今日は重みが違いました。
数をこなしていればいずれ直る、ではダメなのです。
直さなければ、未来において、必ず足を引っ張られることになるのです。

そう思って、つい、がむしゃらに走り続けてしまったワタシに、Y下さんから、ムリしないで下さい、と優しいお言葉が・・・

ひとに心配をかけてはいけませんね。
私は少し冷静になり、バイクを脇に停めて肩から指先をストレッチしてみました。
・・・ガチガチになってました。
まずは肩の力を抜くこと。
出直しはそこから始まるのかもしれないな、と思いました。

第45回二輪車安全運転全国大会

参加してきました。
個人的には1000点満点で960点と惨敗でした。
もともと苦手なスラ系のタイムで減点されたのは予算通り?ですが、得意のはずの千鳥でミスしたのは痛恨の極みです。
今はアタマがぼーっとしていて、これがいわゆるバーンアウトか、としみじみ納得中・・・

でも・・・
昨年、全国大会の選手になれなかった時から、ずっと想い続けてきた、鈴鹿の青い空の下で、鈴鹿の熱い空気をまとって走る幸せを感じることができました。

それにしても、鈴鹿の魔力は凄いです。
絶対リベンジしてやるっ!という闘志を掻き立てられました。

今日の天気は雷雨です。
この雨と雷が、燃え尽きた灰を運び去ったら、次の一歩を踏み出そうと思います。

最後になりましたが、応援してくれた方々、鈴鹿まで来てくれた方々、本当にありがとうございました。
うれしかったです。