HMS中級(力の入れ所、抜き所)

GW二日目は、丸々1ヶ月ぶりのHMS中級に参加しました。
今回、なんと言ってもうれしかったのは、夫が久々に一緒に来てくれたこと。
連休気分満喫です!

担当は、Mイントラさん、Sイントラさん。
Mさんの毒の無いギャグと的確なアドバイスで、密かにファンだったりします。

午前。
加速・減速でフォームの確認をした後、いきなりバリアブル(ただし3連続Uターンなどの難しい箇所は少なめ)で、いかに身体が動かないか(!!)を実感。
基本は加速と減速のフォームと肝に銘じて地道に走ります。
「立ち上がりで身体を硬くしないで」
「向き変えで身体の動きを止めないで。」
終了間近になって、ようやく多少動きがマシになる程度でした。

午後。
オフセットスラロームで、細かくフォームの確認。
基本は加速・定速・減速の動きです。
Mさんから、アクセルをあけるのが一瞬遅い、左旋回で身体の動きが遅れている、とアドバイスを受けました。
左、やっぱり苦手ですね・・・。
少し左肩を引くようにしてみますが、力を入れないように、かつ引くのは練習が要ります。

そして1日の仕上げは、設定を少し変更したバリアブルでした。
ここで邪心だらけ?のワタシは、Mさんの追走&アドバイスを期待して、とにかく休まず走り続けたのですが、運命の女神様は嫉妬深かったようです(え?)。

追走、なかなか順番が来ない・・・
慣れていない参加者が多かったこともあり、走行順がくるくる変わるので、いつ追走のチャンスがくるのか読めない・・・
終了間際になって私が追いかけてもらっていない(笑)ことに気づいたらしいSさんが、コースの後半部分だけ追走してくれました。
「旋回中にブレる時がありますね。下半身ホールドをもう少ししっかりしましょう。」

・・・1日練習して、結局一番の基本ができてないのが問題!?
相変わらず情けない(まあ、情けないサイトなんですけど)。

不本意&不満足、もっと走りたい!と思いつつ、Mさんからまとめのコメントを伺いました。
「終わる直前の、10分くらいの走り方、このイメージをもっていてください。ピークを過ぎて、ちょっと下がり始める直前のところです。」

なるほど、ピーク過ぎちゃったら、下半身のホールドが甘くなって、旋回中にブレると言うわけか。
ちょっぴりさみしく納得しました。

砧 初中級限定バイク・オートバイ教室 (純情傾斜走行) 


レンタルバイクでのツーリング紀行も書けないうちに、始まってしまいました、GW!
初日は砧、初中級限定講習会です。

時まさにGW(しつこいけど)、都内は不慣れなドライバーが多いからとのことで、今回は午前中いっぱい、ひったすらブレーキング練習をすることになりました。
Fブレーキが弱い、身体が前のめりになる等々、ブレーキングに弱点だらけの私には、大変有意義でした。

「ブレーキング、やっぱりみなさんヘタですね。」
午前中終了時のコメントで、N山警部補がさらりと明るい口調ではっきり言いました。
「フォームができていないのが原因ですね。自分が乗っていて、しっくりくるところがあるはずです。それを見つけてください。」

自分にとって大当たりの発言にたじろぎつつ、よーし、午後は「しっくりくるところ」を探そう!と心密かに決心しました。

そして午後、中級組は傾斜走行から練習が始まりました。
「しっくりくるところ」を探してみると、おへそを後ろに引く感じにして、腰のあたりにぐっとくる何かがある気がしました。

意識してみると、ちょっとくすぐったいというか、微妙にエッチな気がして、一人で笑ってしまいました。

さて、私のすぐ前のを走っていた女性がいつものレディース仲間だったので、休憩時間はフォームやコーナリングの話で盛り上がりました。

曲がれないよ~、などと楽しく話していると、指導員さんがふたり、会話に加わってくれました。
指導員M「それはね、くっくっ、てやるの。」
レディース仲間「え、どこをどうやるんですか?」
指導員S「だから、くっくっ、なんだよね」
レディース仲間「???」

あの~、その「くっくっ」て、私のしっくりくるところと同じですね、きっと。
心の中でつぶやいていると、指導員さんがもどかしがってました。
指導員M「それはフトンしいてないと説明できない~。」
指導員S「そんなこと言うから・・・(以下自粛)」

やっぱりそうなんだ!
しっくりくるところはくっくっで微妙にえっち~、なんですよ!
いやー、バイクってやっぱり官能的だなあ
・・・などと口には出しませんでしたが。

いずれにせよ、自分の身体とバイクとのシンクロ?を感じながら乗るのはキモチいい~、と発見できた講習でした。

注:本来、今回のタイトルは「ちょいエロ傾斜走行」とか、「走れエロリスト」とかが合ってしるのかもしれませんが、それではミもフタもないので、かわいく付けてみました。

グッドライダーMTG@二俣川(4月の雨は冷たくて)

練習の小粋なパートナー?雨とともに参加しました、本年度初のグッドライダー
参加者、23名・・・そりゃ、この雨じゃ、正真正銘の初心者が二俣川までくるのは辛いでしょうね(昔、ワタシもそうでした)。

さて、私にとっては、二俣川と他の講習会には決定的な違いがあります。
それは
「二俣川では、自分がどれほどダメダメか、完璧に知れ渡っている」
ということです(泣)
当然、指導員の皆さんの見る目が違います。
アドバイスにも、遠慮がありません。
なんと言っても手厳しいのは、基礎ができていない、ということを繰り返し言われることと、がんばってもそれが改善できず、練習方法が間違ってると指摘されること。

どうやら自分はライディング知能が低いようだと毎回思い知らされるのです。

とはいえ、歯に衣着せぬ指導なんて、他ではありえないので、私にとって、とても貴重な練習の場なのです。
砧で、ひたすら楽しく走ってるだけじゃダメなんだと、現実に立ち返るよい機会です。

今日、特に感じ入った?のは、リーンインの練習(のつもりでやっていること)に対する鋭い指摘でした。
自分では必死でリーンインのフォームを作って走ろうとしているのですが、客観的に見ると、体がsway(Y軸方向、ここでは左右の並進運動)しているだけで、ハンドルが切れていないのだそうです。

・・・わかりやすい。

以下、覚書です。

【直線パイロンスラローム】
アクセルをあけるタイミングが違う。開け方が雑。閉じるのが早すぎる。
教科書通りにやって、やった気になっている。自分で感じ取ることが大切。

【コンビネーションスラローム】
肩がハンドルと合っていない、行く先を向いていない。

【コーススラローム】
肩に力が入っている。
力を入れるのは足の裏。

【一本橋】
16、18、18、20。
もう少し回転数下げる。

何が何でもツーリング!計画

今度の日曜日は、会社の二輪車倶楽部のメンバーでツーリングに行く予定です。
私の1098Sは残念ながらまだ入院中なので、レンタルバイクを予約してます。
土曜日のグッドライダー終了後、24時間借りる予定です。

が、この週末はお天気が下り坂

我が倶楽部のツーリングは、前日夜の予報で降水確率40%なら中止または延期です。
でも、その時間には、既にワタシはバイクを借りてきてます。
翌日降ったとしても、後戻りはきかないのさ(「ふたり鷹」より)

なので、隊長に「たとえ雨でも、自分一人でも行っちゃいます宣言」してしまいました。
優しい隊長は、つるばらに雨でもつきあう人~、ととりあえずみんなに訪ねてくれましたが、戻ってくる回答はすべて
「遠慮しまっす

そりゃまあ、そうだよね、いくら西伊豆が好きでも、そこまではね

日曜日が晴れるよう、真剣に祈れ!と隊長は言ってくれました。

さて、どうなることやら

砧 バイク・オートバイ教室 (待ってますからね)

バイクの神様に祝福されたようなライディング日和、砧に行ってきました。

私が砧での練習に参加できる資格、つまり、「都内在勤」の肩書きがいつなくなるかわからない今、1回たりともチャンスを無駄にしたくないからです。
・・・我ながら、あまりにも出現回数が多いので、ここで改めて言い訳をしてしまいました。

さて、自分的にいま最もホットな課題、一本橋ですが、砧中級の公称目標?は30秒です(そしてその次は1分)。
20秒から先の壁を破るには、身体とバイクが一体化するただひとつの点を見つけることです、とベテランの指導員さんが力強く語りました。

それがきっと、「軸」なのですね・・・!

そう思った私は、軸が地球を貫く(はずの)ただひとつの点を求め、回転数を上げたり下げたりしながら、一心に練習しました。
その点が見つかった、というより、近似解と繰り返し求めて誤差をつめていく、程度だったのですが、自分はがんばったと思いました。

そして練習が終わった時、まとめのコメントで指導員さんが言いました。
「どうですか、見つかりましたか?中腰の『点』は。」

・・・単なる一本橋じゃなくて、中腰で渡る一本橋の点だったんですね。
大誤解

でも、負け惜しみじゃなく、いい練習だったと思うのですが。

さて、そんな砧の帰り道、私はセール中のナップスに、ファントムのオイルを買いに行きました。
一割引でwakoの2CTを購入し、幸せな気分で駐車場からファントムを出そうしているところに、つるばらさん、と声をかけてくれた方がいました。
見上げると、ワゴン車の運転席に、懐かしい二俣川の指導員さんの姿がありました。
「待ってますからね!」
指導員さんがまっすぐ私に言いました。

思わず、25日に行きます!と答えてしまったけれど、指導員さんが待っていてくれるのは、私の講習会抽選の当選ではないでしょう。
(25日はグッドライダー@二俣川)

待っててください。
たぶん、もうすぐです。

ミンティア事件

今週ハマっているもの、それはなんと「ミンティア(ドライハード)」です。
炎のイラストのついたアレです

先日、とある講習会で、私が直パイやってる時、見ていた指導員さんが、このミンティアをポイッと口に入れたのです。
激辛ミンティアといえば、眠気を誘う会議の友!
ワタシのスラローム、眠くなる程見ていてつまらないのか?
それともワタシ、「眠くなるような不美人(目が覚めるような美人の反対)」なのか?

可笑しかったので、つい、同じミンティア買っちゃいました。

口に入れては、思い出して楽しんでます。

玉川署&北沢署 講習会 (多摩堤ツーリング部)

若い時代の恋の切なさは、相手に少しずつしか近づいていけない悲しさ、つらさ、苦しさではないかと思います。
でも、オトナになってからの恋の切なさは、相手の欠点とか本音とかの、シビアな現実を知って何度も幻滅しながら、それでも好きでしかたがない、という切なさのような気がします。

すいません、本論とまったく関係ないことを書いてしまいました。

ここから本題です。
グッドライダーMTG@府中の申し込みができなかったので、玉川署講習会@東急自動車学校(7:30~8:30)と北沢署講習会@砧(9:00~12:00)をハシゴすることにしました。
場所は二子玉川駅を挟んで、原付でも20分程度の距離、楽勝!
のはずだったですが、意外なところに落とし穴がありました。

「今日は9:20まで、2時間の講習になります。」

予期せぬ玉川署のの出血大サービスで、あっという間に計画破綻・・・
でも、志を同じくした仲間が二人いました。
玉川署の方に尋ねたところ、中途退場を快く認めてくれたので、3人で東急自動車学校から砧まで、多摩堤通りを走ることになりました。
Dトラッカー、CB750、ファントムという面々で、多摩堤ツーリング部の誕生です(違うって)。

そんなわけで、今日は、玉川署で傾斜走行&低速を1時間練習した後、改めて北沢署で低速&傾斜走行を練習する、というパターンになりました。

こういうやり方だと、やはり後の方の、つまり北沢署の練習での傾斜走行が、ものすごく調子よく走れるようになるみたいです。
どんどん身体が動くようになる、というか・・・
まあ、走行コースが、昨日のレディースとかなり似ていたので走りやすかった、というのもあるでしょうね。

面白かったのは、北沢署の白バイ隊員さんの先導です。
1周ごとに、微妙にコースを変化させるのです。
コースのパターンは3種類でした。
確かに、先導がどういうコースを取るか、決定論的ではなく確率論的だと、受講生はむやみにスピード競争をしなくなるでしょうから、これはひとつのアイディアですね。

ともあれ、奇跡のハシゴ?を実現させてくれた多摩堤ツーリング部のお二人と、中途退場を許してくれた玉川署の方に感謝してます。

砧 レディースバイク・オートバイ教室 (停止距離と車間距離) 

今日も春うらら、気分も明るく女子練習(笑)です。
今回から、新しく舗装されたコースを使って、反応ブレーキ練習が再開されました。

新しい路面はやはりちょっと滑りますね。
速度36kmで反応距離8m、停止距離18m・・・!?
あれ、こんなに止まらなかったっけ?

ちょっとがっくりしましたが、止まれない時は止まれない、ということですね。
軽ーい気分で受け止めましたが、これが深刻な知見であることを、午後、私は身を以って知ることになるのでした。


さて、午後は、夫とマザー牧場に菜の花を見に行く約束になっていたのですが、まだ私の1098Sが入院中なので、夫のBMW80GS Basicでタンデムで行きました。

その帰り道、アクアラインの海ほたる入り口手前2kmくらいの地点は、誰もが予想できる通り、渋滞が始まりつつある、という状態でした。
夫(と私)のBMWは、2車線のうち左車線を走っていたのですが、夫の首が、ぴくり、と右車線を振り返りました。

何だろう?と思う間もなく、ざー、っというような音がして、私の足元に、黄色と黒と透明のプラスチックだかガラスだかの破片がたくさん流れてきました。
目線を少し上げると、何と右車線の白い車が、前を走る黒い車のトランクにのめりこんでいくところ(!!)だったのです。
トランクのふたがひしゃげて、上にせり上がっていくところを目撃してしまいました。

右車線は左車線よりも速度が落ちていて、せいぜい30km/hくらいしか出ていなかったはず。
なのに、こんなにぐしゃぐしゃになるほどの衝撃で追突しちゃうのか?


今朝の反応制動を思い出しました。
時速30kmだと、停止距離は・・・!
ああ、右車線の2台の間には、ほんの数mしか車間がありませんでした。

そういうことなんですね。
反応制動で身に付けなければならないのは・・・

以下、覚書です。
【一本橋】
落ちないで渡りきった時はコンスタントに20秒。
今度はアクセル落とし過ぎ。
頭がぶれると落ちる(今回は左に2回墜落)ので、身体の芯はまっすぐ下にした上でハンドルでのバランスを取る。
【傾斜走行】
バンク足りない。
リーンウィズでよいので、傾斜させることに注力すること。

砧 バイク・オートバイ教室 (私だけにくれる) 

春爛漫、満開の桜を眺めながら、行ってきました

今日の中級クラス、私(50ccファントム)の他に、スクーター参加の方がお一人いらっしゃいました。
250ccファントム!
いや~、奇遇ですなあ。

だからというわけではないでしょうが、午前中の傾斜走行では、かの大ファントムさんをモデルに、スクーターでのフォームについて、特別講義(笑)がありました。
リーンインのフォームを作るキモは、外足荷重なんですね。
頭では知っていましたが、今日、話題として取り上げて説明してもらった後、実行してみて痛感しました。

今まで、私がうまくフォームを作れていなかったのは、この外足荷重が直接の原因だったかもしれません。
右足が利き足なので、右でしっかり荷重をかけると、左ターンは明らかに今までと違いました(という気がしました)。

さて、スクーターの説明をしてもらっている時、まるで、私だけにくれる素敵な笑顔とメッセージをもらっているような、わくわくした気分になりました。
本当は、いつ、どんな説明を受けている時でも、こんなふうに、自分のこととして真剣に聞くのが普通なのでしょうが、今までできていなかったか・・・。

しかも、しかもです!
憧れのN山警部補が、50ccスクーターに乗って、私の前を走ってくれたのです!
どうしてもマネできないライン(S字を抜けてUターンした後、ほぼUターンでコーナリングする所)がひとつあったのは、悔しいけれど大いなる収穫でした。


春になった、というだけで、こんなに気持ちが軽く明るくなるのもなのか、と自分であきれるほど、前向きでしたね、今日。

覚書・一本橋
アクセル開けすぎ。
Rブレーキで引っ張っているが、この回転数で速度を落とせる限界があるので、このやりかたではタイムが伸びない。
もっと(回転数を)落としてバランスを取る練習をする。