砧 レディースバイク・オートバイ教室(LET IT OUT)

参加しました。
今週は仕事がめちゃくちゃ忙しくて睡眠不足が続いていたのですが、こういう時はパッと目が覚めますね

まだまだ寒いためか、今回もレディース、参加者は総勢30人もいなかったようです(数えてないけど)。
でも、参加者が少なければ少ないほど、一人当たりの走行距離は増えてラッキー!?
今回は、ワタシが謙虚な心構えだったのか(嘘)、学ぶ所の多い半日でした。

ブレーキ・・・失敗した時のリカバリーがイマイチ
低速・・・Fサスに衝撃与え過ぎ
傾斜走行・・・リーンインになってません

ま、反省点はいつもおんなじという話もありますが(苦笑)
その他としては、タイヤがあったまっていない時の挙動についても、いろいろ新たな感触を得ました←要は滑ったということ?

とはいえ、なじみのメンバーや新しく知り合う方と一緒の練習は、やはり「修行」というより「お楽しみ」です。
今日、特に楽しかったのは、春咲きスクーターガールズ(今、勝手に名付けました)の文字通りガールズトークです。
「そこはね、(企業秘密)ってやるの。コワいよ、はっきり言って。でも、コレできると旋回の(企業秘密)。」
あー、わかるわかる!
そのコワさ!!

女性同士だと、何と言うか、お互いに実感を持って、共感しながら話ができるのです。
と書くとまた、甘えるな!とお叱りを受けそうな気もしますが。
殿方ごめんあそばせ、です。
来月、またみんなで走るのが、そしてあーだこーだお話しするのが、とても楽しみです。

さて、そんな砧レディース、もしかしたら巷で好評なのでしょうか?
今年のGRM@砧、6月29日開催分は女性限定だそうです。
指導員も女性ばっかり、だったらすごいですね。

砧バイク・オートバイ教室(Chasing hearts)

冗談抜きに凍りそうな寒気の中、参加しました。
実は昨日、HMSのバランスファーストに参加したのですが’(因みに車両はNC700でした)、そこでイントラさんに言われた言葉が、かなり刺さったからです。

「一本橋が1分できる人は、20秒しかできない人の3倍練習している」

そうだ、私って、必要な練習の3分の1しかしていないんだ・・・
寒さや公私の忙しさを言い訳にしちゃいけません。
とはいえ、極寒の中の練習はいろんな意味で厳しいものがありました(トイレとか)。

車両点検の後、最初はブレーキング。
午前のみの開催となって、一番工夫が凝らされているのがこの課題、でしょうか。
毎回違う練習方法で、しかも終了時に参加者側からの賛否を聞いてもらえます。
今回、中上級クラスは、初級クラスとは場所が分けられて、低速課題の設置される方のエリアで、指定速度なしの練習でした。
私としては、なるべく早く40km/hを作る練習!とテーマを決めて挑みましたが、原付では法定速度違反のスピード、速すぎて寒さに震えました(そういう問題ではないか)。

次の傾斜走行は、時間がもったいないから、との理由で、休憩時間を挟まずに即開始です。
・・・いつの間にパイロンを並べたのでしょう?(指導員さん大変だわ)
走行は、上級の慣習に従って、時間いっぱいノンストップで走ります。
「慣熟走行から飛ばしすぎると長時間走れませんから気をつけてね。」
とのチーフ指導員からの言葉に、この傾斜走行が、長時間の走行を想定した練習だったことに初めて気づきました(←遅い!)。
そしてこの長時間走行、ホントにキツかったです。
だって、休み時間なしだよ!
後半なんて、ほとんど仮設庁舎の○○レのことしか頭になかったわよ!(ビロウな話ですみません)
そういった危機的状況下でも、冷静に走るための練習なのだよと言われちゃったらそれまでですけど。

最後はみんな大好き?な低速バランスです。
昨日のHMSでは、強風が吹き荒れたこともあって、私を含め、みなさん各種一本橋からバタバタと落ちまくっていました。
今日は風こそほとんど吹いていなかったのですが、あまりの寒さに、カラダが縮んで固まったかのように、動きが鈍くなっていました。
一分箸、じゃなくて一分橋、いっぷん、60秒、一分、一分
と、心は気高く目標を掲げるのですが、腰の辺りが寒さでガチガチ・・・
でも、それは寒さのせいではなくて今の実力だ、とバイクの神様が冬空の彼方から叱責しているような気もしました。

とまあ、寒さに震えた半日だったのですが、ホントに寒さって、出来具合に影響するものなのでしょうか?
ちゃんと実力があって成果の出せる人は、寒くても集中力を切らさないんじゃないでしょうか?
以前、練習は時間より回数らしい、というようなことを書きましたが、良い練習とは集中力を切らさずに回数を重ねること、と言う方が正確なのかもしれませんね。

HMS中級(臆病者と怠け者)

臆病者と怠け者は、怖いからだろうが、面倒だからだろうが、やらない、という点では同じです。
アクセルでも、ブレーキでも。
そんなことを考えてしまった1日でした。

それにしても、先週、昨日、今日とNさんと3連続。
いい経験でしたが、最後は落ち込んでしまいました。

自分ではビビりだとばかり思っていましたが、私は怠け者なのかもしれません。

HMS中級(たった二つの冴えたやり方)

参加しました。
担当はNさん、K島さんという、私にとってはゴージャスこの上ない組み合わせです。
車両はNC700を予約しそびれてCB400ですが、そんなこと気になりません。
というか、先週みたいな、Nさん入魂のコース設定されたら、NC700では今度こそどうにもならないかも!?

が、その読みは甘過ぎました。

午前中、市街地&新コースでの走行は、Uターンと切り返しの続く設定でした。
Nさん的には緩い、高速系のコースだそうですが、ワタシはやっぱり速く走れません。
後続の方がK島さんに追走してもらっていたのに、前にいた私が追い付かれてしまうという、大迷惑をおかけするに至っては、泣きたいくらい申し訳ない気持ちになりました。

心折れたまま迎えた午後は、バリアブルコースでの練習でした。
午前中よりもかなりキツい設定で、やっぱりUターンと切り返しのてんこ盛り?です。
何とか通れる、というレベルでよたよた走行していたら、K島さんが追走してくれました。

「Rブレーキ、もっと使えますよ。引きずるなんてレベルじゃない。後輪止めて回る、くらいの使い方です。」
そうか、Rブレーキか。
納得できた気がしたので、ひたすらRブレーキを気にかけながら走ります。
すると、今度はNさんが追走してくれました。

「ブレーキかけるのが早すぎるんだ。パイロンの真横くらいでかけて、ばたっと倒し込む。疲れてベッドに倒れ込むみたいに。」
私、そんなに疲れた顔してるのかな?
・・・ではなくて、パイロン真横までブレーキ我慢ね。
さっきのRブレーキに加えて、パイロン真横を気にかけてみました。

すると、何ということでしょう!
急に速く走れるようになってしまったのです。
さっきまでキツい切り返しに見えていたパイロン配置は、単なる直パイになってました。
自分でも信じられないペースで、ガンガン走るこの快感

「考えてわかんないことは考えないんですよ。」
休憩時間中に耳にした、他のクラスの担当のイントラさんの言葉を思い出しました。
もしかしたら、Rブレーキとパイロン真横、この二つ以外考えなかったから、スムーズに走れちゃったんでしょうか?

この成果をいかにキープするかが、今後の私の課題になるでしょう。
でも、明日になったら、「K島&Nマジック」は跡形もなく消えてたりして。
それだけは避けたい、と思っております。

HMS中級(伝説の生まれる日)

前回、低速で苦労したにもかかわらず、NC700で中級に参加してしまいました。
HMSはネット予約時点で車種を選ぶシステムだから・・・とはいえ、当日変更もできない訳じゃないんですが。
担当が、初級の頃にとっても優しく教えてくれたNさんと、熊本から人的交流?でやってきたクマモンだったので、何とかなるかな、と思ったのです。
でもそれは、大きな間違いでした。

午前中は、ちょっとじっくりめの加減速の練習&バリアブルコースを使ったUターンと切り返しの基本、と平穏に進みました。
順番に車体と走行に慣れて行く構成なので、ここまでワタシにも大きな問題はありません。
(左旋回の悪いクセをNさんに一発で見抜かれただけ・・・って大きな問題か)
新しいバイクに乗ったことで、速度をあまり求めない分、フォームの確認に集中できていい感じでした。
他の参加者の方も、初対面同士が多いというのに、ほのぼの&和気あいあいで雰囲気も上々。
コレなら行けるかな、と思いましたが、イケたのはここまででした。

状況が一変したのは午後、オフセットとUターンの続くロングコースに入った時です。
コース案内で一周しただけで、というか、一周できずに、その設定が尋常でないことは判明しました。
ほぼ定常円旋回をつないだようなオフセット、Uターン、ひらがなの「く」の時に並んだ直パイ・・・難易度高過ぎ!!

「このコースは難しいです。でも、みなさんだったらできる、と思いました。最後には通れるようにしましょう。心が折れそうになったら、オレの所に来て。励ましてあげるから。」
やっぱり心優しいNさん、と言い切っていいのかわかりませんが、なんとなく乗せられて、練習開始です。

定常円の繰り返しみたいなオフセットでは、左右の腰の切れ&顔向け(どちらのいい方もヘンだなあ)確認をしてみました。
先週のバラ1の時よりは格段に楽に走れるようになっていたのがちょっと驚きでした。
Uターンは、道幅があるので、ためらわず、S字を書くようにゆったり回ります。
と書くと余裕があるみたいですが、結構いっぱいいっぱい(苦笑)。
一昨年、クイーンスターズの「女性限定講習会」の際、1098Sで必死でがんばったことを思い出しながら走っていました。

そして問題は、くの字直パイでした。
右に大きく回る前に、左に大きく逆ハンドルを切らないと後が続かないことはわかっているのですが、最初の直パイに入る前に速度を落としすぎてしまい、失速しかけるのでハンドルを切れないのです。
NC700は、Nさんによると、「下が薄いから」くの字直パイ等は難しいとのこと。
手こずる私を見かねて、Nさんがタンデムで一周してくれました。
このコース全体のツボ?は、旋回の際、なるべく最後まで円を描いてから切り返すことだとリアシートで実感。

タンデムが功を奏したのか、その後、なぜか私は5割くらいの成功率でくの字を通れるようになりました。
やっぱり、最初の直パイに入るまでのラインが問題だったようです。

「今日の中級、あの設定は上級だよ。見て、オレたち走るのかな、と思ったもの。」
終了後、横目で見ていた上級コースの常連さんがにこやかに話しかけてくれました。
「Nさんの趣味なんでしょうね。」
思わず答えてしまいます。
でも、Nさんが最初に宣言した通り、(成功率や速度はともかく)最後にはみんな、なんとか通れてました。
そして私は、これからNC700で練習して行けそうだな、と確信しました。
だって、達成感がハンパないんだもん(爆)。

今日という日は、私にとって、いろんな意味で伝説の生まれた日となりました。
もちろん最大の伝説は、
「Nさんは、やると決めたら、中級でも、上級設定で走らせ、成功させてしまう」
であることは言うまでもないでしょう。