HMSバランススペシャル(今だから)

夏休みなので、平日ですが参加しました。

こちらも特練効果なのか、カラダが今までになく軽く動く感じで、楽しかったです。
体が動くと、動かなかった頃より、1日のうちに理解できる量が各段に増えるようです。

参加者は6名で、経験値(笑)により二組に分かれるかたちになりました。

過去、バラスペに参加した時と比べて、まず変わったなと思えたのは、ライン取りでした。
バイクが私の意志に反した方向に暴走してしまうことがなくなり、せいぜい、実力に見合わない方向に行く程度です。
…まあ、まだまだ、の範疇のままではありますが。

他には、イントラさん(H選手とN口さん)に、やってみてください、と言われたことができちゃったりしました。
…これも、アクセルもう少し落としてクラッチもっとつないで、といった程度ですが。

おそらく10回もの特練を終えたばかりの今だから、練習における感性みたいなものが、フル稼働しているのでしょう。

ここはひとつ、講習会やHMSに集中参加して、ステップアップを狙うしかあるまい!

リソースを一気に投入すべき時期が来ている気がしたつるばらでした。

ばらのつぼみを迎えに

最近、神林長平氏の「戦闘妖精・雪風」モノにハマっているつるばらです(かなり今更)。
だからというわけではないのすが、わが愛機1098Sのことは、パーソナルネーム「ローズバッド」と呼んでおります(爆)。

そのズバッド君、バッテリー交換が終了したので、ショップに受け取りに行ってきました。

特練でのCB400立ちゴケ事件があり、リッターバイクには乗れないカラダになっているのでは?という心配がかなりあったのですが、それは昨日のHMSで払拭できました。
ローズバッド、今迎えに行くから、待っててね。
ワクワクしながら、ショップに向かいました。

1098S、やっぱりイイです。
鼓動みたいに響いてくるエンジン音と、私のすべての力(体力とか、運転能力とか)を要求してくる軽いけれどハードなメカに、全身の血がたぎりたつ気がしました。

このバイクを選んだことは、私の人生でもっとも価値ある決断のひとつだったかも、なんて思ってしまいます。

今はまだ予定が組めないけれど、涼しくなったらこのバイクに乗って、遠くへ行こう・・・

HMS中級(やっぱり若様)

夏休み中なので、平日開催のHMS中級に参加しました。
参加者は9名、インストラクターはまたしても若様です(しかもおひとり)。

特練10回を経て参加した感想は・・・私、体がよく動くようになった??

実は私、特練で一度だけCB400に乗らせてもらった際、千鳥に向かう前に見事に立ちゴケ、という失態をさらしていました。
そのため、もしかしたらもう、50cc原付以外は乗れないカラダになっているのでは?という心配がかなりあったのですが、それは杞憂でした。
CB400に乗るのが、今までにないくらい楽しかったのです。

今回のメニューは、大雑把に書くと
午前:オフセット&直線パイロンスラローム及び目標制動
午後1:バリアブル(初級設定プラス最後だけきついパイロンスラ)
午後2:Zターン気味のオフセットを含む総合コース
です。

私の乗ったバイクはCB400。
まだ750復帰する勇気なし、だったからですが、この選択は正解だった気がします。
そこそこ自分ではカラダを動かし(ているつもり)、かつイントラ若様からは、直せそうな範囲のアドバイスをもらえました。
「ハンドルにりからが入ってます。もっと後ろに荷重をかけて。」
「アクセルを開けられる区間では、もっとがんばって開けましょう。」

特練で言われていたことと同じやんか!と思ったアナタ、その通りです。
原付スクーターだからできて400だからできないとか、そういうことがなくて、自分の弱みはいつも弱みなんですね。
でも、なんて言えばいいのかな、めでたいことではないのですが、原付スクーターでの練習でも、400での練習でも、意識は同じような気がしたのです。
デカイからコワイ、できない、ということは一切ありませんでした。
原付でも400でもバイクはバイク、私の体は私の体、さあ、やってみよう!
そんな感じでした。

特練の収穫、ちゃんと受け取っているんですね、完全にではないかもしれないけど。
若様や、他の参加者の方とお話しても、以前よりずっと、いろいろなことを理解できるようになった気がするし、何より自分がわからないことを的確に質問できるようになってきた気がしました。

こうやって、ライスクにハマっていくんでしょうね(笑)。

とっても楽しかったし、次がとっても楽しみです。

あきらめの夏

1098Sを修理ドックに入れました。
バッテリー交換とトリクル充電器購入で、トータル4諭吉を超える見込み。

今年の夏は終わりました、予算的に

神奈川特練2008(最終回・敗残の身に残るのは)

美容と健康犠牲にして、仕事も家庭も投げ出し、友達なくしてまで打ち込んだ特練、とうとう終了しました。

結果は大変残念なものとなりましたが、得るものはあったと思います。
常に正しいフォームで走ることの重要さ。
ライン取りの意味。
モチベーションを高く保つことの大切さと大変さ。
当たり前だ、と言われそうなことばかりですが、集中的に訓練することで、身に沁みた、と思います。

「全国大会行きの切符は一人に5枚しかない。最初の1枚目を、どうして実力があまりない時に使ってしまったのか、と後から後悔するより、次につなげる方がいい。」
(注:全国大会は、同一の選手は5回までしか出場できません)
キャプテンの言っていた言葉を心に刻んで、落ち込むだけ落ち込んでから浮上します。

さて、特練終了後は、放置しすぎてバッテリーが上がり、動けなくなっている1098Sの件を打ち合わせにバイクショップに行きました。
久しぶりに会ったおかみさんに、どうして1098Sに乗れなかったのか、つまり県大会から特練のこと、選手になれなかったことを聞いてもらいました。
「よくがんばったねえ。この間、私と同年代の女性のお客さんと、だんだんバイクに乗らなくなるよね、なんて話したんだけど、つるちゃんの話聞くと元気出るわ。まだまだ乗れるんだって思える。今度彼女にも話すね、まだまだがんばってる人がいる、まだ大丈夫、って。」

こんな情けない私の経験談が、たったひとりの人にとってでも、バイクに乗り続ける元気の素になるのなら、それが一番の成果なのかもしれませんね。

神奈川特練2008(第9回・神奈川NG)

特練も、残すところ、あと2回。
正選手でない我々「ネクスト・ジェネレーション(略してNG←勝手に命名)」が、来年目指して練習できる時間もあとわずかです。

正選手ならざる身で練習させてもらえるのは、もちろん補欠ということもあるのでしょうが(運転履歴証明とか用意してないけど)、来年のために練習しおきなさい、という温情もあるようです。
だから、自分自身をNGと思えるのですよね。

さて、そんなNGの私が身を入れた課題は、「コンビネーションスラローム」でした。
タイム競技が好き、だからではなく、リーンアウト・リーンインのフォームの練習として重点を置いています。

今のところ、解決できていない最大の問題は、オフセット部分でのリーンインです。
ターンする側のミラーの外側に顔を出そうとすると、反対側の肩が残ってフォームが崩れ、反対側の肩を意識すると、ターンする側のミラーの外側に顔が出るフォームが作れないのです。

ひとつ意識すると他が総崩れ・・・普通の人と比べて神経が少ないとか、実は脳ミソ半分使い物になってないとか、特殊な理由でもあるのかと思ってしまいます。

・・・NGじゃなくて、NGなんじゃないか、自分?

それでも辛抱強く教えてくれる指導員の方々には、本当に感謝してます。
大型二輪免許を取るために、教習所に通ったあの夏を思い出します。
今回は、ハッピーエンドに持っていくことができなかったけれど、ね。

神奈川特練、最終日は明日です。
選手のことはもうほっといて、来年のため、未来のため、自分で自分を見捨てないため、がんばります。

砧 バイク・オートバイ教室(お気をつけて、と誰かが言った)

参加してきました。
思えば、特練入りする前に、最後に参加したのも砧でした。
特練入り後、最初の警察系講習会参加が砧になるのも、何かの縁ならぬカレンダーの都合です。

特練経験のおかげで変わったなと思えたこと、それは、
「指導員さんの説明がすごくよくわかる」
ようになったことでした。
・・・今まで理解力に欠けていたのか、という疑念が沸きますね(泣)。

ともあれ、例えば傾斜走行(コーススラローム)のライン取りなら、
「パイロンを回った後、加速できる区間を少しでも長く確保するよう、早く直線に向けてバイクを誘導する」
という説明を聞いた時、何というか、身を持ってわかった気がしたのです。
それができないからタイムが上がらないんだよなあ、などと、しみじみ反省してみたりして。
集中して練習したこと、というか、厳しい訓練を受けたことで、少なくとも理解力は高まった、のだと思います(思わせてくれ)。

さて、実際の傾斜走行では、「クネクネ系」と「高速系」の2パターンがありました。
「クネクネ系」(パイロン大盛り)は、50cc原付スクーターでもある程度太刀打ちできましたが、「高速系」はダメでした。

この高速系、私の参加した中級の場合、講習会の最後の実施となります。
走る順番は当然速い順なのですが、私はうっかり、クネクネ系の時と同じポジションに入ってしまいました。
「お気をつけて」
とスタート前に白いFTRに声をかけられ、おかしなことを言うなあ、と思った謎はすぐに解けました。

高速系スラローム、みんな火が付いたみたいに走る走る!
オマエ、さっきクネクネ系であんなに遅かったクセに!(失礼)
50cc原付は、ホントに「お気をつけて」なコワイ状況に叩き込まれていたのでした

やっぱり、コーナーリングの後の加速で、大型バイクには敵いません。
もっと私が上手ければ、「大型をカモる原付」という、大昔の高校生(今のちょいワルオヤジ?)の憧れの的になれるのかもしれませんが。

怖かったので、来月からは元通り、レディースに復帰します。

神奈川特練2008(第8回・直立不動)

今日は午前中に、「その他大勢」で、平面レムニーというのをやってみました。
レムニーを坂道ではなく平地に設定し、少しずつパイロンの間隔を狭くしていく、というリンボーダンスみたいなレムニーです。
みんなで原付に乗って、かなり燃えました。
かく言う私、意外と狭い間隔でも通れます。
でも「要は通れればいいんでしょ?」という性格の悪さがモロに出て、フォームはリーンアウトになってません。
「バイク直立でもいいんですよ。まずはライン。」
指導員さんのアドバイスです。

確かに、いっぺんにラインとフォームとを練習できれば一番いいんですが、それは私の処理能力を超えています。
ライン取り、ラインを見抜く練習と、フォームはしばらく分けて練習してみよう、と思いました。

今回も、ボーナスで買った(笑)ビデオカメラ大活躍です。

つきっきりで、リーンインの走りを教えてくれたのは、ホワイトエンジェルスの隊員さん(お二人来られていましたが、イニシャル同じなので、あえて書きません)。
図々しくお願いして、お手本に撮影までさせていただきました。

実際に練習している時、違うなあ、と思ったのは、ターンする内側の腕の伸びでした。
隊員さんは、内外どちらの腕も伸びているのに、私は内側が伸びずに曲がってます。
肩が開いていない分、腕がすぼまってしまうようです。

さて、帰宅して画像チェックしてみたところ、もうひとつ大きな相違点がありました。

バイクの傾きです。
隊員さんは、バイクと体が一直線につながっているように見えるのに、私は鈍角?になってます。
バイクが直立なんですね。
定常円を回っているので、当然傾くはずなんですが、なんじゃこりゃ?
わざわざライン取りと分けてフォームを分けて練習しているつもりなのに、直立不動の呪いがかかっているのでしょうか?
これは、回転の内側にある足を十分に踏み込んでいないのが原因のようですが、足に気を取られると、円が乱れたり失速したりしそうになったりして。

フォーム改善計画、簡単には終わらないようです。

明日足なし

先日のツーリングの際、帰りはレッカーでバイクショップ直行だったため、1098Sとファントム、両方とも貸しガレージに置きっぱなしです。

まだ帰れないので、今夜のうちに取りにいくのはムリです。

ってことは、明日はHMSに行くみたいな大荷物担いで、二俣川の山登りか~

慣れてますから、いいんですけど。

プリンセスマリン

(酔っ払いの日記です)
常務が声をかけてくれました。
つるばら、お前、神奈川県代表になれたのか?

いいえ、なれませんでした、若い女の子に負けました。

そうか、残念だな、やっぱり歳か。

こうして、文字で書くとその程度なのですが、実際には、揺れる思いがありました。

私が「若い女の子」だった頃。
海と船の世界で生きていこうと決めたあの頃。
そんな時代から見守ってくれた人たち。

申し訳ありません、夢をかなえることができなくて。

でも今、私は自分の仕事と、それと同じくらい大切なものを知っています。

こんなにも素晴らしい人生をありがとう。