世界が変わる

誰かともう二度と会えなくなるということは、その人との単なる離別ではなく、その人のいた世界が、永遠に失われて戻って来ないことなのだと気付いた朝。

島にて

仕事で島に来ています。
今回は南の島ではありません。
でも、毎度ながら、いつ帰れるかわからない、遥かな旅?です。

連休もほぼ全部、仕事に費やしました。
海と船の仕事ですから、気象海象で予定は日々変わります。
好きで選んだ仕事ですから、文句はありません。
でも、仕事以外の事をする時間が、もう自分には二度と戻ってこないのではないか、という、妄想に近い切なさがこみ上げる時もあります。

そんな朝、港に向かいながら思い出すのは鈴鹿だったりします。
仕事も他の悩みも、全て棚上げして、全力で臨んだ大会。
他の何ものにも囚われず、ひとつのことに打ち込めた幸せ。

自分には、そんな素晴らしい時代があったことを思い出すだけで、少し元気が出てくる気がします。
だから、大会を目指している方、苦しい練習を続けている方には、心からエールを送りたいと思います。

それ、幸せになるためのレッスンだから、楽しんで、と。

写真は島の猫です。
ほとんど毎朝顔を合わせてますが、コミュニケーションはほとんど成立していません。