実は前日の平日開催と二日連続でHMS中級に参加しました。
インストラクターはベテラン&若手で、お二方とも雑誌等に登場する華やか?なコンビです。
選んだバイクもいつものCB750です(前日はCBR954RRでした)。
「アクセルワークと、そのためのブレーキの練習」をマイテーマに、今日も元気でレッツゴー!
午前、朝からいきなり市街地のコースで自分の課題に取り組みつつコース走行。
いかにも中級チックな、細かいパイロン配置に苦労しました。
特に「カーブを出た後、少しズレて並べてある直線パイロン」(自分のボキャブラリーの限界を感じます)が全然できません。
見かねたベテランイントラさんが、タンデムで教えてくれました。
「ブレーキが弱いからラインがオーバーしてしまって、最後まで回れないんだよ。ブレーキをしっかり使って。」
一生懸命やってみましたが、結果は今ひとつ。
忸怩たる思いで午前中終了です。
午後はバリアブルから始まります。
前日、ここの3連続Uターンをハンドルの切れ角が小さい(と思っている)CBR954RRで走った時のライン取りを思い出しながら2速で練習(ブレーキメインだから)。
954で身につけた知恵
「なるべく奥まで突っ込む、倒れこんだらアクセルを気持ち強めに開ける」
をそのまま実践したら、結構走れます。
スーパースポーツの場合、今の私の腕だと、Uターンを曲がるにはとにかく
「大きく入って小さく出る」
を忠実に守るしかありませんでした。
それをCB750でもやってみたら・・・あれ、結構イケてる?
追走してくれたベテランイントラさんが、肩をぽんぽん叩いてくれました。
「ずいぶんバイクを傾けられるようになったねえ。でも姿勢がちょっと前かがみだね。加速の時は少し前だけど。ブレーキの時は後ろを意識して、こんな感じ。」
ほんのちょっぴりほめられただけですが、うれしくなってしまいました。
最後は長いコースで、信じられないくらいクネクネと細かいオフセットスラロームです。
最後の仕上げだけあって、午前中の市街地のコースで必要だった切り返しや、バリアブルのUターンに近い要素が含まれているよう。
最初は全然走れませんでしたが、何周かするうちにちょっとなれてきました。
私の場合のポイントは、
「パイロンを回った後のアクセル量」
でした。
すばやく動けないので、リアブレーキをひっぱりつつ、失速せず飛び出さないよう調整すると、きつい切り返しもとりあえず通れます。
追走してくれた若手イントラさんが、ニコニコとアドバイスしてくれました。
「通れてますよ。動きも機敏だし。このまま集中力を切らさずに行きましょう。」
えー!?ワタシが機敏!?
思いもよらぬ点をほめられて、すっかり舞い上がってしまいました。
その後の短い時間を、いい気分で休みもせずに走り通したことは言うまでもありません。
最近、中級のコース設定はユルい?と思っていましたが、今日は通例どおりのレベルで、しっかり練習できました。
しかも、2回もほめられちゃって(指導法のひとつでしょうけど)。
でもアクセル&ブレーキの按配はまだまだなので、これからも精進しなければ。
それにしても・・・。
前日、CBR954RRが教えてくれたことは大きかったと思います。
その954は、平成18年度でHMSの現役引退です。
一期一会のスーパースポーツ、ちょっぴり切ない気分です。
(前日の写真です。つま先開いてるぞ!!)