HMS中級(水の中のユートピア)

4週間ぶりのHMSです。
台風を目前に控えて、世界は雨!雨!雨!でしたが、久々に走れるというだけで、私はウレシイ
担当のインストラクターは、IさんとZさんという手堅い(?)ペアです。

午前、まずはブレーキング。
せっかくの雨なので、フロントロックさせてみたかったのですが、私自身が久しぶりの練習で腕が落ちていることを考慮して、ロックさせない練習にしました。

そして緩めのオフセットスラローム。
「脚を使いましょう」
「身体の中心を進行方向に向けて、外脚のヒザでバイクを送る感じです。軸を中心としたコマが回っているのと同じです。」
短いけれどわかりやすいアドバイスのおかげで、雨の中だというのに、身体が少しずつ、動きを取り戻していく気がしました。

思えばここ数週間、縮こまって仕事してました。
不本意なコト我慢したり、キツい日々だったけど、こうやって雨に打たれながら走ってると、溜まった澱が洗い流されていく気がしました。
水の中のユートピア、なんてね。

午後イチ、バリアブル。
天候(雨だけでなく、予想される風も含めて)のため、設定が結構緩くて、私には「定常円8の字」をいくつも連ねたように見えました。
実際、ライン取りとか加減速などは8の字でやる練習が生きて来る感じです。
何だかとっても気持ちよく走れました。

仕上げの総合練習は、市街地のコースプラス広い所です。
ここでアドバイスされたのは、細かい設定になっている部分と、広く大きな旋回になっている所とで、走り方を変えることでした。
広い所では、大きくゆったり、です。
それだと速度下がるんじゃないかな?と思いましたが、進入速度がある程度出ていると、スピードが死なないので、思ったよりは速いんですね。
原付スクーターで練習する、「ノーブレーキで走る箇所」と共通するものがあるみたいです。

結局、一日雨は降り続いたものの、強風は吹かなかったので、コワい思いはしませんでした。
そして気がついたのですが、私、雨の中の練習は好きかもしれません。
(ツーリングはお天気いい方が好きです)
警察系の講習は、雨天中止の所が多いので、HMSの雨は恵みの雨・・・だなんて思ってるのは私だけでしょうか?

喪服で転倒

葬儀からの帰路です。
混み合った川崎駅のホームを歩いていて、何かぬるっとしたものを踏んでしまいました。
結果、ズルーっと1m程滑った末、転倒してしまいました。

さっと人が退いた地面を見ると、ぬるっとしたものの正体は
青ネギの切れっ端
でした。

見ていた人はさぞかし面白かったことと思いますが、私は痛くて泣いています。

誰だよ、ネギの青い部分だけホームに落としたの。

喪服でパニック

それはお通夜・告別式を目前に控えての出来事でした。

タンスから出しておいた喪服(マリークワントの)を着ようとハンガーから外すと・・・

ネコの爪穴!?

しまった、ほんのわずかな隙を突かれました。
仕方がないので、以前貰い受けた親類のお下がりを試着してみると、サイズが大きすぎて服が歩いているみたいです。

うーん、どうしよう、あっ!学部の卒業式の時に着たワンピが黒だ!

タンスから引っ張り出して着てみると・・・何この肩パッド!?
ああ、そういえばそういう時代だったなあ・・・
と感慨深いものがありましたが、今見ると、宮崎アニメの悪役の女ボスみたいです。

しょうがないので、肩パッドを外してみたら、少しマシになりましたが、余った布?が垂れ下がって、体つきが貧相に見えます。
ギャザーを寄せれば、肩の部分は見られるようになるのでしょうが、肩から胸にかけての前身ごろにヘンなしわが寄りそうです。
つまり、私の縫製能力で、見られる状態にするのはムリ。 
このまま、貧相系で我慢するのが最適解、と判断しました。

こうして私は、人知れず困難を乗り越えて、叔母との最後の別れに向かうのでした、
叔母さん、アホな姪でごめんなさい・・・

大泣きの夜

小さい頃、私をかわいがってくれた叔母が急逝しました。
土曜日が告別式になりそうです。
ここ数年会っていなかったので、ものすごく後悔しています。

更に・・・

というか罰当たりなことに・・・

この週末はお泊まりマスツーリングに行く予定だったので・・・

二重の意味で大泣きの夜です。

超絶技巧アイスブレイク

とある研修で。

講師「以上が日本がほぼ100パーセント輸入にたよっている物資ですが、では逆にほぼ100パーセント自給できているものには何があるか思いつきますか?」
受講生「・・・わさび?」

わさび・・・まあ、たぶんそうだと思いますけどね。
この受講生さん、研修の間中、お寿司のことでも考えていたのでしょうか?

砧 バイク・オートバイ教室(何となく、幸せ)

涼しくなったおかげで絶好調なファントムで、気持ちよく走ってきました。
低速も傾斜走行も、今くらいの気候が(ファントムには)一番いいような気がします。

火傷の足をかばいながらなので、あまりうまくいかないかな?と思ったのですが、むしろ逆でした。
気負いなしで練習できたのでしょうか?

というわけで、今日は指導員さんに勧められて、初めて「一本橋の上で止まっている練習」をしました。
とりあえず、(短くてもいいので)途中3回、降りる直前で粘れるだけ粘る、という課題でしたが、おもしろかったです。

「リラックスして集中」って、好きなことに熱中している状態かな、と思ったことがありましたが、正解!のようですね。
集中、熱中、夢中・・・練習は楽しいのが何より。

全治3、4日

火傷に決着をつけるべく(?)、近所のかかりつけのクリニックに行ってきました。
いわゆる町なかの診療所なのですが、なぜかリハビリ科があるため、土曜の朝は大変な繁盛ぶりです。

本ブログに何度か登場する、例の医師との会話・・・

医師「これ(キズパワーパッド)はがれるかなあ。(水ぶくれが)破れちゃうかなあ。おーっとと、おー、取れた、上手上手。」←自分ではがしながらおっしゃってます。
医師「バイクのマフラーに触れたんですか?」
つるばら「触れたというか、1日乗っていたんです。」
医師「ああ、低温火傷ね。」
つるばら「革パンはいてたんですが、ファスナーに沿った部分だけ火傷しまして。」
医師「金属の部分かあ。」

なるほど、革パンと言えど、ファスナーは金属だから、熱伝導率違うわけね。
それで、金属なんて身につけていないGパン派の夫は火傷しないわけね。

医師「どの辺走ったんですか?富士山とか?」
つるばら「房総です。」
医師「おー、近くにいましたね。ボク、××でタコ釣ってました。イイダコです。」

この間、なんと医師は、私のどデカ水ぶくれを、針でぷしぷしと穴をあけ、液体を出して、たっぷり薬を塗りました。

医師「こういう人工的なの(キズパワーパッド)じゃなく、自分の皮に治させるんです。」

・・・水ぶくれイコール何があっても破っちゃいかん、というわけではないのですね。

さて、この火傷、処方してもらった薬の塗布で、3、4日で治るでしょうとのこと。
「そんなに悪化してませんよ。」
だそうです。

ああ、よかった。

炎のライダーは明日はお休み

(ヴァンゲリス=「炎のランナー」のテーマをBGMに)

明日もプチツーリングに行く予定だったのですが、左足の火傷の治りが悪いので、行き先を病院に変更です。

この火傷、当初は直径5~7ミリの水ぶくれ5、6個でした。
それが、「キズパワーパッド」を貼って3日ほど置いておいたら、全部つながって大きな水ぶくれに育っていました。
帯状毛穴ならぬ帯状水ぶくれ!?
これはもう、ワタシの手には負えません・・・

昨年火傷した時は、貼っていた防水絆創膏をはがした時に患部の周りの皮膚がはがれて死ぬ思いをしました。
火傷や水ぶくれは甘くみちゃいけませんぜ、旦那。

※先日購入した「鍋敷き」を装着し忘れた結果が火傷です。
鍋敷きの効能はまだ実証できていません。

房総シークレットツーリング

夫とふたりで行ってきました。
なぜシークレットかというと、交通量がとっても少ない(バイク自体も)ルートなので、あまりメジャーになって欲しくないのですね。
一部の方には周知のコースかもしれませんが・・・

ともあれ、車検を無事終えた1098S、調子良く走ります。
私の弱点は、はっきり言って低速です。
足着きが極端に悪く、発進に気を使うハイパワーマシンだからだと思いますが。
「速く走ればいいんや!」
「ガススタに全速力で飛び込んだら、自爆テロと間違われるでしょう!!」
夫婦の会話は、どこかおマヌケです。

それにしても、ツーリングの楽しみは、やはり行き交う人とのささやかなふれあいでしょうか。
今日は73歳になったのでバイクを降りて自転車に専念するようになった元すし職人さんと魚のお話をしたり、バイク用品店の店長さんとおぼしき方に写真を撮られたり、いろいろありました。
「ウチの女のコ達の励みになるように」
と言って、私と1098Sの写真を撮ってくれた店長さん(仮定)、私もそう言ってもらって、励みになります!!

さて、話変わって、1098S(と私)の最大の問題、それは排熱の不具合です。
今日も左足は火ぶくれだらけになってしまったので、海ほたるのペット用水飲み場で、犬達を押しのけて流水で冷やしました。
その海ほたるを出る時、二輪駐車場で、今や絶滅したと思っていたヤンキー族(スズキのCS400?)に
ターミーネーター?
とか言われてしまいました(暑かったので、バトラン&革パン、ブーツのいでたちだったから・・)。
それを眺めていた中年男性5、6人のグループは、「あいつとララバイ一派(←夫による命名)」でした。

いやー、ツーリングって、ホントに楽しいですね。