砧 レディースバイク・オートバイ教室(Candy Candy)

やーっとアドヴィに乗れました!
2週連続の週末大雪の後、初めてのライディングです。

年明け以降、ムチャクチャ本業が忙しかったためか、ここ数日はストレスピーク状態でした。
仕事中も、自分の些細なミスに一人で苛立ったり、正直、アブナい感じ。
ほんの3週間、バイクに乗れなかっただけで、何でこうなる?
自分でも不思議でした。

そしてその答えは、何と波状路にあったのです。

原付スクーターでの波状路は、着座のまま、思いっきり後輪とステップに体重をかけて車体のピッチとヒーブを抑える方法と、普通に立ち姿勢で通る方法と二つあります。
今回は立ち姿勢を指定されたので、ひさびさにやってみましたが、前輪を取られるのが怖くて、脱輪ばっかり(泣)。
指導員はなぜかひたすら厳しく、何度も檄?が飛びます。

でもドヤされながら低速って、どこか微笑ましくて好き←変。
そして何度も繰り返すうちに、ついに通り切ることができました。

できた!
思いっきり叫んだら、気持ちがすーっと良くなりました。
ああ、コレです。
雪に閉ざされて仕事漬けになっている間、私になかったもの、それは「達成感」だったのです。
ストレスが吹っ飛ぶ気がしました。

「そーじゃなくてー、前輪がバーに当たる時にアクセルなの。平たいとこでアクセル開けてるよ。」
指導員さん、まさかのダメ出し。
「アクセル開けないと、越えられないのでは(←原付は非力だから)」
「いや、それやるとバー越える時にハンドルが左右にぶれるから。」
うーむ、やはりカン狂っちゃってましたか。
というか、今まで、あまりよく考えずに練習していた、ってことですね。
やはり低速、奥が深いです。

いずれにせよ、気分は全快(全開?)です。
泣きベソなんてさよなら、ね?

戦場というか砧に賭ける橋

朝起きたら、白銀の世界に降り注ぐ大雨という、悪夢のような世界。
6:30になるのを待ってHMSに電話すると、当然ながら今日は全クラス中止でした。
先週の土曜日は降雪で中止、日曜日はセンターからコースへの途中にある土手の除雪ができず中止だったので、三連続練習できない状況です(2/11は出勤でした)。

これはマズい、私のバイクリハビリ計画が大幅に狂ってしまう・・・
明日の砧には何としてでも行かねば。

幸い、砧に行くのに湘南新宿ラインに乗る必要はありません。
アドヴィに乗って、自力で行けばいいのですから。
では、そのために今やるべきことは何か?

雪かきだああああ!

というわけで、雨が上がるや否や、ワタシはネオプレーンの雨用グローブの手にちりとりを携え、マンションの駐輪場に降り立ちました。
あいにく、雪かき用のスコップだかシャベルだかはもっていないので。

まずは自分のアドヴィの周りを念入りに雪かき。
次に駐輪場から道路に出る通路、マンション前の道路と、原付を押して通れる幅だけ除雪を進めます。
「ありがとうございます。」
マンションのみなさんが、通りがかるたびにお礼を言ってくれますが、私利私欲のためにやっているだけなので、なんだか心苦しく、まるで銀行強盗するためにトンネル掘っている地味なドロボウのような気分です。

とりあえず、バス通りまでの十数メートル、原付を押して出られればいいか、と思っていたのですが、バス通りはほとんど交通がなく、まだまだ雪が残っていました。
仕方がないので、右折して左車線に入る幅だけは確保しようと思い、信号を気にしつつバス通りの雪かきに着手しました。
「もう、大変ですよね。」
通りに面した自転車店の奥さんが、妙に明るくハイテンションな様子で一緒に雪かきしてくれました。
あ、自転車屋さん、利害一致なんですね。
私は砧に行くため、彼女は店を開けるため、「戦場にかける橋」のメロディを口ずさみつつ(私だけです)、二輪車幅の確保に励みました。

バス通りの雪かきは、困難を極めました。
車が通るたびに、道路に残ったシャーベット状の雪を跳ね散らかして行くので、やってもやってもきりがないのです。
それに、そもそも雪かきなんてやったことがないので、どういうふうに掻いた雪をまとめればいいのかわかりません。
雪山はなるべく踏み固めて、シャーベットの散乱を防げばいいのか?
雪で水路みたいな堀を作って、溶けた水を下水に誘導すればいいのか?
明日の朝、溶け出した雪の凍結をなるべく少なくするためには、道の傾斜をどう利用すべきか?
考えることが多すぎて、ああ、どうすればいいの?

結局、今これ以上やっても、明日の朝には間違いなく状態が変わってしまうと思い、ホドホドで切り上げました。
まあ、バス通りまで押して出れば何とかなるのでは?

でも、昼食の支度のための十数メートルの帰路の途中で唐突に気づきました。
砧も、レインボー埼玉と同じく、コースに出るには土手を通らなければならないという事実に。
ここが凍っていたら、今日の苦労は水の泡、ということになります。

今から不凍液撒きに行くか?

砧 バイク・オートバイ教室(君の名は希望、と誰かが歌う)

アドヴィで参加しました。
昨日はなんとかCB750に乗ったとはいえ、原付で以前のように走れるところまではまだ回復していません。
無理せず、あきらめず、が当面の目標です。

でも今日は、進歩がありました。

現在、砧の「サンバイ」は施設改修工事のため、中級と上級が一緒になって、中上級として練習します。
そうなると、私にとって一番しんどいのはスラローム・・・って、まあ、もともと遅いしヘタなんですが。
正直、再稼働後、砧のスラを最後まで走り抜いたことはありませんでした。

今日も周りに迷惑をかけないように、ダメだったらすぐ離脱できるように、トレインの最後尾から3番目のポジションでスタートしました。
「いつでも順番交代するからね。」
すぐ後ろの女性、アドレスv50の黒だったからアドクロさんに宣言するのも忘れませんでした。←小心者

もし急に手首が動かなくなってアクセル戻せなくなったらどうしよう?
そんな心配から、あまりペースは上げられません。
慣熟3周の後のフリー走行3周めで、かなりビビリが出てきました。
振り返ってアドクロさんに合図しますが、彼女は首を横に振ります。
しかたない、あと少し走ろう・・・。

やがて指導員さんから、中腰で走るよう指示が出ましたが、スクーターは着座指定です。
周りのペースは当然落ちるから、その間は走ろう・・・。

中腰の後はクールダウンの指示です。
ということはあと1周で終わりか、じゃあ走ろう・・・。

と思ったら、またフリー走行です。
何度もアドクロさんを振り返りますが、私を抜こうとする気配はありません。
自分のペースでいいのなら、もうちょっと走ろう・・・

というような調子で、結局最後まで走り抜いてしまったのでした。
まさかの完走です。
アドクロさんは、暑かったですね、とニコニコ。
そうか、彼女のおかげだったんだ。
そう思いました。

さらに、その後の低速バランスでは、みんな大好きな遅乗台?も復活していて、久々に楽しいチャレンジができました。
アドヴィは、じっとしているのに適したバイク(意味不明ですね)ですが、思ったほどタイムが出ません。
でもそれは、これからのお楽しみ、ってことにしました。

「上達のためのステップだったんですよ」
私のケガをそう言ってくれた方がいました。
そういえば、今日は少し進歩して、気持ちが明るくなって、希望が湧いてきた気がします。
神話では、パンドラが箱を開けたらあらゆる厄災が飛び出してしまったけれど、最後には希望が出てきたのでしたね。
自業自得でケガをして、周りにもたくさん迷惑をかけたけれど、最後に知ったのは、希望だった・・・
そう言ってしまっていいでしょうか?
言ってしまいたい、素敵な半日でした。

そして、今日という日に居てくれたみんなに、ありがとう。

HMS初級 二回め

今日は久しぶりのCB750で参加しました。
担当は初めましてのT林さん、長いことお世話になっているMさん、T田さんです。

先週はなんとなく以前と同じように走れた感じもしたのですが、今日はちょっと凹みました。

今、私の右手の親指と人差し指は、手首がスムーズに回らないあおりを受けているのか、綺麗に丸く開きません。
それがCB750の前ブレーキの遠くて重いレバーを引く動作を、想定外の重労働にしてしまうのです。

シビれる走りだぜ、我ながら(嬉しくないけど)。

CB750そのものは思っていたよりずっと乗りやすかっただけに、かなり残念な発見でした。

とはいえ、今日のHMS、私がなぜスラが遅いのか、フォーム以外の原因の一つが見つけられたので、全体としては、まあ、いい練習でした。

スラが遅い理由は、当面ナイショ。