リブートも済んで、いよいよウォーミングアップです。
・・・なんでこんなに小心者なのでしょう?
まあ、性分なのでそれはさておき、早朝、PCXで軽く流した後、CBR650F(船名 Yuki3)の点検に取り掛かりました。
とはいえ、私にできるのは日常点検だけなので、ネンオシャチエブクトウバシメを愚直に実行。
燃料がほぼ満タン(つまり給油にかこつけてガススタでみてもらえない状態)なのを確認し、オイルゲージを確認すると・・・あれ、全然付かない!って、すっからかん?
そんなことあるかい!?とツッコミつつも不安な気持ちをぐっとこらえつつも、まず思いついたのは
「とりあえず少し足して、バイクショップに行く。」
という、何のひねりもない案でした。
あまりに発想が貧困なので、もう少し気を落ち着けてみます。
このCBRは、何故かオイル窓がなく、懐かしのゲージ確認です。
サイドスタンド出した状態でゲージ挿してもオイルまで届いていないのでは?
ゲージをもう一度拭ってから差し込み、しゃがんだまま、決死の覚悟で車体を直立させ、そのままゲージを抜きます。
私の細腕?で、支えきれなかったらアウトです。
急いでゲージを見ると・・・おお、真ん中だ!
ホッとしたいのをぐっとこらえて、車体を左側、つまり自分のいるのと反対側にそーっと戻します。
ハンドルの切れ角が不十分だったらアウトです。
恐る恐る腰をあげます。
サイドスタンドが着地?し、ハネ上がらない事を目視しながらハンドルを目一杯切り、車重をサイドスタンドに預けて、やっと一息。
まあ、ショップまで自走するぐらいは問題ないでしょう。
しばらく放置していたようなものだから、軽く一通り、整備の方に見て見てもらうことにしよう。
オイルがすっからかんでないことは分かったので、少しだけ走らせてみました。
やっぱりこのバイクいい!
乗っててラク!
気持ちいい!
長年、HMSでさんざんホンダ車に乗ってきたからなのか、フィーリングみたいなものが、何よりしっくりくるのです。
馴らされてしまってるのか?
ホンダ、なかなか渋い長期戦略です(苦笑)
ムダに気疲れと満足感を味わって帰宅し、ふっと二輪車新聞のウェブサイトをみたら、かつて一緒に全国大会を戦い、私より1年早く指導員になった仲間が表彰されていました。
自分はやっぱり情けないような、でも可愛げがあるような、ビミョーな気分を味わってしまいました。