世田谷署講習会@砧

昨日に引き続き、多摩川のほとり・東名の橋の下で講習会に参加です。
二日連続で同じ場所、というのは学習効果が高そうで好きなのです。

受付を済ませ、コースで他の参加者とおしゃべりしながら開始を待っていると、指導員さんや白バイの方が続々と集結?してきます。
そんな中、交通安全教育センターのオフ車(Degreeだったっけ?)が元気に走ってきました。
あんな楽しそうに走るのはA部長だろうなあ、とのんきに眺めていましたが、実はこのオフ車が、今日の重大な鍵を握っていたのでした。

今日の講習では、初級や中上級といったクラスではなく、ゼッケンの奇数偶数で二組に分かれました。
その各組で傾斜走行の班分けがあり、私は下から2番目の班に入りました。
昨日の反省と、指導員さんからのアドバイス「傾斜したまま加速ではなく、バイクを立ててからアクセルを開ける」に注意しつつ、走るファントム(じゃなくて自分なんだけど)!
やっぱり突っ込む方向性?が違うのか、思うように滑らかに走れません。
前車との差は開く一方だし、そのくせ後続はちっとも追いついてこないしで、自分のポジションを微妙に見失いそうになっていた時、センターのオフ車が私の前に入ってきました。

オフ車に乗っていたのは、A部長ではなくてS田警部補だったのでした。
ついてこいと言っているようなので、必死でついていきます。
速すぎない速度のオフ車・・・とてもメリハリのついた、というかはっきりしたラインです。
要はこれをたどればいいのね。

フル装備の白バイに比べ、丸腰?のオフ車はタイヤの進んでいくラインがはっきり見えます。
あ、それでオフ車なのかな?

特にはっきり見えたのは、コーナーを小さく回った(出た)後、次のコーナーのアウト側になる位置にぴたっと入っていくラインです。
私の場合、コーナー出口で膨らんでしまい、目指すラインに入るのが遅れるんですね。
それに、S田警部補は、あまりバンクに頼らなくて、後輪を軸に回り込んでいくような感じで、腕も極端に伸ばしたり縮めたりしません。
「楽に走れ」とよくいろいろな場所で言われるけれど、こういうことなのでしょうか。

あまりうまくはできていないのが自分でもわかりましたが、とにかく集中して走りました。
原付らしく速度を落とさず走り抜けるべき箇所、排気量に関わらずバンク優先にしないで走る箇所、何回走ったかわからないくらいの砧のコースなのに、まだまだ学ぶべきことがたくさんあるようです。

午前中だけでしたが、私にとっては密度の高い講習会になりました。

おまけ【Fブレーキのその後】
昨日の懸案事項だったFブレーキ、ちょっとだけマシになりました。
実は昨日、乗車姿勢の説明の際、久しぶりに白バイにまたがらせてもらったのですが、その際、いつもより、ひじを気持ち内側に引いた方が良さそうだと気づいたのですね。
で、そのことと、「パイロンが視界から消えたらフルブレーキ」に集中してみたら、昨日よりよくできた気がしました。

砧レディースバイク・オートバイ教室(Fブレーキに取り憑かれて)

昨日、会社帰りに区民プールでひと泳ぎしたご利益か、気持ちよく目覚めて気持ちよく参加してきました。

今に始まったことでもないのですが、私はFブレーキの使い方が弱い、もっと使って、とアドバイスを受けることが多いです。
コーススラロームでも、車体がパイロンの横に来るまでFブレーキを使って(我慢して)からRブレーキにつなげて、と注意されたこと数知れず・・・

要はFブレーキの練習が足りないんですね。
今回、総合練習である傾斜走行でも、それを感じる場面に出くわしてしまいました。

本当はあまり良くない傾向かもしれないのですが、最近、傾斜走行で結構アクセルを開けられるようになってきたのか、その分、ブレーキを多様しているみたいです。
原付スクーターは、速度が乗ったらそれを落とさず維持するのが減速じゃなくて原則、Rブレーキの過度な利用は厳禁だとアタマではわかっているのですが・・・

で、何が起きたかというと、夏でもないのに、Rブレーキ使い過ぎで、スカスカしてきちゃうわけです。
そうすると、どうしても、減速しきれない分をFブレーキ使って補おうとしてしまいます。
結果、思うように前輪が(ハンドルが)切れなくなります。
・・・げっ、これはいつか転倒するかも!
ちょっと肝を冷やす場面でした。

使うべき所ではきっちり強力に使うこと。
強く使ってはいけない所では、当てる程度にする(もしくは原付だから使わない)こと。
身体で覚えることができていないのですね。
うーん、ホントに練習足りないなあ、と思ってしまいました。
コケないうちに、何とかしなくっちゃ。

【おまけ】第三京浜で気づいたこと
夕方、夫の運転するクルマで鎌倉の花火を見に行った(というか、鎌倉の方に行ったらたまたま花火大会をやっていた)のですが、途中、第三京浜で、疾走するスーパースポーツの後ろになったことがありました。
そのSSのライダーさん、リーンインしようとして、内側の肩を入れているのはいいのですが、外側の肩が外にいっちゃってて、結果的にリーンアウトになってるんですね。
・・・私もたぶん、ああなってるんです。
申し訳ないのですが、その姿を見て、ものすごくよく理解できてしまいました。

最近やっと気づいた幸せ

久々に禁断のお仕事ネタです。

職場では、曲がりなりにも管理職という立場にいるワタクシですが、技術系で開発関連の業務が多かったこともあって、今まで、いわゆる「プレイングマネジャー」だったことがほとんどでした。

それが最近、「部下に任せる」というやり方で進める仕事が出てきたのですね。
どこまで細かく指示を出せばいいのか、どこまで放置するとまずいのか、手探り状態で結構苦労してます。

でも、その仕事の成果が現れてきた時、自分一人で何かをやり遂げるより、何倍もうれしいことに気づいたのです。

何と言っても、部下が生き生きと楽しそうにしているのがうれしい!
私の部下を、いろんな人が助けたり協力したりしてくれるのがうれしい!
今まで見逃していた、部下の良い所がたくさん見えてきたのがうれしい!

何だかかなりヘタレな上司ですが、正直な気持ちなので。
チームで何かを仕事した時の楽しさとはひと味違う、若者の成長を見る幸せを知った、のでしょうか?

私も年をとったものだ(ふっ)。

砧バイク・オートバイ教室(感情コントロール)

絶好のバイクシーズン、そしてお天気ですが、砧の講習会に参加しました。
クローズドでしっかり走り込むのもいいよね、と思った方、大きな間違いです。
今回の中級クラスのビッグイベントはなんと
「グループワーク:安全運転の感情コントロール」だったのでした!

これは、以前、我々受講生が撮影に協力した「ムカつく歩行者」の話ではなく、感情コントロールプログラムという研修です。
ムカついたり焦ったりした時の感情(「感情度」と言います)と行動(「運転度」と言います)を自己評価し、その対処方法を考えていく、というものです。
ごく大雑把に言うと、ものの見方や考え方は人によって異なることを理解し、むかついたり焦ったりしたら、別の見方や考え方をしてみて、適切な運転行動をとりましょう、となります。
・・・はい、認知療法と似てますね~。

認知療法の場合は、モノの見方の軸を少しずらして、自分ばかりを責めるのはやめよう!という手法ですが、今回の場合は逆、とでも言いましょうか?
赤信号での歩行者だの、割り込みするマナーの悪いドライバーだのにむかついても、そういうこともあるさと割り切ってみる(=他人ばかり責めるのはやめよう、となるのかな?)てな感じです。

私がおもしろいなと思ったのは、このプログラムの元になる理論が、1996年と比較的最近出てきたものであることでした。
やはりメンタルヘルスケアにおける認知療法の広がりと時を同じくしているのでしょうか?
というか、その時期以前に、理論的にまとめられていなかったのが不思議でした。

さて、このプログラム、最終的には、むかついたり焦ったりしたら、どう考えて対処したらよいか、つまり、自分を客観視するための「セルフトーク」をそれぞれ考えて終わります。
因みに私の「セルフトーク」は

「バカはいずれ自滅する(のだから、いちいち他人の行動にむかついたり焦ったりしない)」

です。
みなさんも試してみてください。

HMS中上級パイロンスペシャル(力を抜いて楽にして)

(なんか、意味深なサブタイになってしまいました・・・)

ひさしぶりの桶川、久しぶりのCB400 SPEC3、そしておニューのグローブ(アルパインスターズのSTELLA SMX-4、ピンク×ブラックです
さらに担当のインストラクターは、初めてのYさんです(以前いたYさんとは別の方です)。

このコース、レインボー埼玉の駐車場で、延々パイロンバランスを続けるというマニアックなもの。
何を思って参加したかというと、ステップの使い方がヘタなので、練習したかったのです。

でも、私がヘタなのは、ステップ(だけ)ではなかったのでした。
「スロットルの開け方が急激すぎてバイクの挙動が大きくなってます。そのせいで身体も大きく動かすことになる。もっと楽になるように、アクセルを戻した後、次にアクセルを開ける動作に滑らかにつなげましょう(アクセルの遊びを取る、ということですね)。」

「身体の動き先行ではなく、バイクの動きに合わせましょう。」

「もっとRブレーキを使ってその効果を活かしましょう。」

他にも、例のネコ柄の手帳のページが真っ黒になるくらいいろいろメモしてます。
とにかく力み過ぎで、操作がガチガチなんですね。
見かねたYイントラさん、タンデムで「滑らかな腕の動きによるバイクの挙動」を示してくれました。
(これは実はおいしかった・・・落ちこぼれの役得?)

さて、そんなワタクシ、3時過ぎたら、早くも右手首がめちゃくちゃ痛くなってしまいました。
で、痛すぎて力が入らなくなってきました。

これはいいかな、と思ったのですが、Yイントラさんの容赦ない指摘は
「抑えのきかない力の抜け方ですね。」
だったのでした。

かろうじてよろしいと言ってもらえたのは、ライン取りと姿勢・・・これも他の難点と比べたら、という程度だと思いますが。
しばらく、パイロンにこだわってみる必要がありそうです。

出し抜けに恋愛論?

(酔っぱらいの戯言だと思ってお読みいただければ幸いです)
心血注いで育てられた娘が、親元から巣立ってゆく日を思い浮かべてください。
3月の港は、その時期にしては珍しい激しい雨にかすんでいますが、男は傘などささず、黒い外套だけで冷たい滴を身に受けています。
当たり前です、大切な娘をもらい受けにくるのに、雨ガッパなんか着てくる不届者なんて許されません。
そして早春の雨の中、輝くように美しい娘は、生涯必ず守り抜くと誓った男に手を取られ、旅立ってゆくのでした。

なーんてロマンチックな話、うら若き女性は憧れたりするのでしょうか、今も・・・?

でもコレ、引き渡される護衛艦のケースだけだと思うのです。
※引渡式では、どんなに豪雨が降ってもカッパは着ません。

実際の結婚って、年の差があろうが収入の差があろうが、やっぱり協力関係なのだなあ、とつくづく思います。
かわぐちかいじさんのコミックで、結婚は一番小さい党の結成、みたいなエピソードがありましたが(「メデューサ」だったかな?)あれはスゴく正しい気がします。

妻を一方的に守り抜き、幸せを提供してくれる男っていなさそう、たぶん。
幸せ、というか、毎日の生活って、やはりふたりで必死で作っていくものだ、というのが正直な実感です。

なので・・・なので、いい年をした女性が、ドラマとかコミックに、現実にはありえない恋愛や、存在しそうもない理想の男性を夢見て、ハマる気持ちが最近よくわかる・・・気がするのです。
晩ご飯のおかずとか、今週分の洗濯とか、駐車場の契約だの香典だの回覧板だの、うんざりするような現実から隔絶された世界ですね。

因みに私のバーチャル憧れの彼は「星の巡礼」(パウロ・コエーリョ著、角川文庫他)のペトラスさんですが、現実に目の前にいたら、女グセが悪いだの、時々行方不明になるだの、問題が多すぎることでしょう。

とりとめのない話になっちゃいましたが、まあ、100%ピュアラブストーリーって、結局は自分勝手な願望であって、現実とはかけ離れているものなのかもしれない、なんて考えてしまった夜でした。

砧レディースバイク・オートバイ教室(APECな週末)

横浜はAPECでものものしい警備体制が敷かれていますが、多摩川のほとりは平和です。
恒例の砧レディース、ファントムで参加しました。
ファントムで練習を重ね、1098Sでツーリングに行く・・・
いろいろ迷ったこともありましたが、たぶん私はこれがいい、そう思います。

「今、検問がとっても多くなっています。」
A部長の講習開始の言葉は、APEC対応仕様?で始まりました。
「もし止められたら、おまわりさんに、『お疲れさまです』って言ってあげてくださいね。」
ほぼ全員ズッコケた後、レディーススタートです。

さて、今回は、低速は比較的うまくいったのですが、傾斜走行が今ひとつでした。
今回は手前側半分のショートコースで、フリー走行の他、ずっとリーンイン&ずっとリーンアウトで2周ずつ、という指定。
原付スクーターのファントム君で走る場合、大型の走り方と同じではダメで、なるべくノーブレーキの区間を作らなければなりません。
・・・それができないのよね。
手厳しいファントム君は、Rブレーキを多用しすぎる走りをすると、すぐに報復に出るというか、Rブレーキがスカスカになってしまいます。

「大回りのラインを取りながら小回りする。わかるかな?」
指導員さんが、私にもわかるように丁寧に説明してくれますが、実際に走ると今ひとつ。
作ったスピードを殺さないように保つのが難しいのです。
でも、もっとも理想的な走りができるようになれば、Rブレーキの過剰使用もなくなるはずなので、この難題(私にとって)は避けて通れません。
あせるな!続けろ!あきらめるな!
折れそうな心に(というか老骨に?)ムチ打って走るも、簡単にはできるようになりません。

でも、あせるな!続けろ!あきらめるな!なのでした。

レディースは午前中で終了なので、午後は1098Sでふらっと出かけてもよかったのですが、検問で止められて立ちゴケしたら困るので(苦笑)、前から欲しかった新しいグローブを買っておとなしく帰宅しました。

帰宅後、ちょっと大事件があったのですが・・・それは月末にご報告したいと思います。

砧 バイク・オートバイ教室(東京スタパラ?)

秋のバイク日和、気分よく参加してきました。
自宅から砧まで、30分ちょっとの道のりですが、APECのせいで、途中、延べ100人くらい警察の方を見てしまいました。
・・・宮崎駿のアニメの警官隊みたいだあ(ぼそっ)

それはさておき、昨日1098Sで身体を動かしておいたせいか、今日は何だか、身軽に走れるし、バイクとの一体感もかなり強い感じでした。
やはり、バイクにどれだけたくさん乗るか、たくさんなじむかで違ってくるようです。

今回の中級、テーマは「バランス」だったように思います。
傾斜走行では、上級並みに、立ち姿勢での練習がありましたし、低速バランスでも、できるものはすべて中腰!という指定がありました。
東京スタンディングパラダイスとでも言いましょうか。

私、正直言って、中腰(というか、ファントムではほぼ立ち姿勢)好きです。
スクーターは、普通に座っているとニーグリップしにくいのですが、立つとシートをスネ?で押せてやりやすいのですね。
昨日SSで目一杯(でもないか)走ったおかげで、スピード感覚のようなものも身体と心に残っていて、今日は結構走れた気がします。
どれくらい走れたかというと、いつもは中腰での傾斜走行、「エーデルワイス」を歌いながらがちょうどいいペースなのですが、今日は速すぎて、「エーデルワイス」と合いませんでした。
・・・って、なんかスゴい確認方法だなあ。

いずれにしても、流れるようになめらかなライディングに、少しでも近づいているのでしょうか?
気持ちよく走ってるだけじゃダメな気もしますが、気持ち悪かったら更に良くないような気もします。

あー、次の週末が楽しみな、サラリーマン失格なワタシ・・・

宮ヶ瀬に来ました、鍋敷きの試運転で。

とってもいいお天気です。
鳥居原で牛乳飲んでまったり。

さて、今回、宮ヶ瀬まで来たのは、単なる朝練のためではありません。
1098Sの高温対策として導入した、「鍋敷き(を革パンの中に装着する)」の効果を確認するのが主目的だったのです。

結論は・・・たぶん使えます!
気温が既に低くなってきていることもあり、真夏でもいけるかどうかは未知数ですが、とりあえず、いつもやけどしてしまう部分に熱さを感じませんでした。

教えてくれたぴろさんに心から感謝です!