HMSコーススラ8の字(問題解決の手引き)

参加してきました。
今日はコース内はコープの安全運転大会だったそうで、駐車場だけを使用してのコーススラ8の字のみ開催とのこと。

担当のインストラクターは、なんとMみんさん。
つまり、5月のコーススラ8の字と同じでした。
空き時間に、必死で「ネコ柄の手帳』(←講習会やHMSのメモ)を読み返す、ドロナワな私(苦笑)

今回も、午前中は8の字集中練習です。
前回は、8の字のクロス部分での加速についてアドバイスをいただきましたが、今回は、それよりもブレーキについて多くの指摘がありました。
時間的には短い区間ですが、Fブレーキを強く使うのがキモです。
が、私はトロイので上手くいきません
Mみんさんがタンデムで8の字を走ってくれました。

・・・こ、こわい!!
振り落とされるんじゃないかというくらいのFブレーキ。
さすが、元国際A級・・・
じゃなくて、8の字(パイロン間隔歩幅で8歩)の中でさえ、コレくらいは強力なブレーキを使えなければ、ということなんですね。

そして午後、コーススラロームです。
私は苦手です、コーススラとか傾斜走行とか。
とにかく遅く、指導員をして「遅すぎてアドバイスのしようが無い。」と言わしめた強者です(実話)。
そんなワタシに、Mみんさんが教えてくれたのは、ブレーキでした。

「コーナーに入る時に、限界速度に落とすのではないんです。限界速度を超える速度で入って、コーナーの先端で限界速度に落ちるよう、Fブレーキを使うんです。今は、コーナーの入り口で、コーナーリングできる限界まで落としてしまっています。アクセル戻すのが早すぎるんです。」

わかりやすい・・・
でも、かなりコワいです、それ。

「少しずつ、すこーしずつでいいですよ。チャレンジしていきましょう。」
そうですね。

その他、コーナーを回る時に、Rブレーキを放すのが早すぎること、更に弱いことも指摘されました。
もっと強く、長く引きずる方が鋭く回れるそうです。

因みに、コーナーへの進入は、もっと大きめで。
「大きく入って、小さく出る」は、常に真理ですね。

Mみんさんは話が長くてイヤ、という方もいるようですが、わかるまで説明してくれるのは、私にとっては大変ありがたいのでした。

おまけ
朝イチのストレッチで、調子の悪い右足をほぐそうとして、逆に内腿を伸ばし切ってしまう?というミスをやってしまいました。
時間が経つに従って、痛みは激しくなり、最後は、バイクにまたがったままでは右足を地面に着くのもままならない状況に・・・
左じゃなくて、ホントによかった
ではなくて、心配してくださった受講者仲間及びイントラの皆様、ありがとうございます。

北澤署講習会@砧(続き)

(前回からの続きです)

え?誰?この人?
とは思いましたが、悪い人ではなさそうだったので、普通に答えました。

「中腰はお尻を後ろに引くんじゃなくて、前の方で、膝は曲げないで立ってってことと、曲がる方のかかとを下げると反対側の膝がタンクを押してキレイに曲がれる、っていう話です。」

Nさん、昔と同じだあ、と、その人は満面の笑みを浮かべました。
少し話してみると、その方は、以前、ここで指導員だったそう。

あれ?私、この人知ってるかも—
必死で考えて、不意に思いだしました。

「もしかして、CBR600Fに乗ってました?」

果たして、その通りだったのです。
お互い大いに驚き、また、うれしくなってしまいました。

あれからどう?ツーリングとかいろいろやってる?
にこやかに問いかけられて、ちょっと苦笑してしまいます。
多少、マシになった、という程度なので。

まあ、今やものすごい技術的進歩を遂げて、日本縦断も達成間近です、なんていうドラマはありませんが、諦めずに続けてこれたから、こんな素敵な再会ができたわけです。

いいじゃないですか、十分に。

それにしても、名前じゃなくて乗ってたバイクを思い出すとは。
これもバイク乗りとしての実力が伸びた証拠?
なわけないか。

こんなことを楽しく書いているうちに、電車は出張先へ!

さあ、お仕事モードに切り替えなくちゃ。

北澤署講習会@砧

午後から出張だというのに、参加しました。
どうしても、今、この時期に練習したかったのです。

そして、多少ムリしてでも参加してよかった!と思える出会いがありました。

さて、今回の北澤署、参加者は30名程、ほとんど赤(中上級)ばっかり、ということで、初級も中上級もミックスして、ゼッケン番号の奇数と偶数に分かれることになりました。

私は奇数、通常のサンデーなら上級チーフの指導員さんがチーフの組—。
この方、たまに中級に来るのですが、傾斜走行で必ず、中腰をやるんだよなあ

案の定、今日もたっぷり中腰で走らされましたが、ミックスクラスだったためか、中腰で走るコツを分かりやすく教えてくれました。

その直接、土手から私に声をかける人がいました。
「ねえ、Nさん今、何て説明したの?」

続きはのちほど!

砧 バイク・オートバイ教室 (神様、私のせいじゃありませんよね?)

7:00ジャストに、警視庁の交通当直?に電話してみたら、即答
「今日は中止です」
雨のため、というより、強風のためかもしれませんね。

風邪が治り切らなくて、ちょっと悩んでいたので、ありがたく休養させていただくことにしました。
残念に思っているみなさん、ごめんなさい・・・って、私のせいじゃないですが。

代わりに、かわいい?ネコのライディングフォームをお楽しみください。

「乙女の港」(川端康成著)を読んだ

不覚にも風邪をひいてしまい、一日寝てました。
夕方、おもむろに?目が覚めたので、久しぶりにリーディングリストを書いてみます。

お話は、昭和初期、港に近い女学校を舞台に繰り広げられる、女子学生同士の甘くて切ない、青春の一コマ・・・
そう、「少女小説」なのです。
正統派少女小説といえば、当然、女の子同士のプラトニックな疑似恋愛がテーマです(偏見?)

ヒロイン・三千子は女学校の1年生。
入学してほどなく、二人の先輩から、それぞれ、「妹になってください」という恋文を受け取ります。
気高くも儚げな5年生の洋子、自由闊達な4年生の克子、二人の間で三千子の想いは揺れ動くのでした。

って、書くと、うへっ、てなる方もいるかもしれませんが、格調ある、日本文学の一作品として読むべき小説だと思います。
また、描かれている主題も、疑似恋愛そのものじゃなく、疑似恋愛という、他者との関わりを通じて成長していく少女の姿、と言う方が正確でしょう。
川端康成さんって、こういうのも書いてたんですね~
中原淳一さんの挿絵も、品があってとっても素敵です。

ところで、少女小説に造詣の深い方といえば、田辺聖子さん(好きだー!)、嶽本野ばらさん(好きだー!)を思い浮かべますが、この本に前書きを寄せている瀬戸内寂聴さんもそうだったんですね。
初めて知りました。

砧スクーター教室(復活のファントムの続き)

(前回からの続きです)

結局、ファントムは2、3周しか走れませんでしたが、朝、コヤマで走ったからいいか、なんて思っているうちに傾斜走行は終了しました。

最後は法規走行です。
これ、私がスクーター教室に参加する、最大の目的だったりします。
一人の受講生に一人の指導員さんが追走し、法規チェックをしてくれるので、自分で気付いていない弱点(というよりいい加減さかな?)が明るみに出て、とってもよいのです。

今回は、交差点の信号がピンポイントで計画停電して(←ウソ)、A部長が手信号で交通整理を行います。
手信号は空前のマイブーム、というか、3回目なので、これでできなかったら、ちょっといろいろ考えた方がいい

それにしても、法規走行って、なんでいつもちょっとだけテンパっちゃうのでしょう?
教習所の卒検を無意識のうちに思い出しているのでしょうか?

それはさておき、自分ではちゃんとできたつもりだったのに、講評でドキッとしてしまいました。
手信号に気を取られるあまり、交差点の左右確認がおろそかになっている人が見受けられた、とのことだったのですが、私、「自分は絶対、左右確認しました」と断言する自信がありませんでした。

やったと思いますが、目線だけで、頭は向いていなかったかも・・・
という回答になってしまいます。

うーん、「私は毎回、きちんとやってます」と、いつでも言えるようじゃないとダメですね。
そしてこれは手信号に限らず、法規走行、特に、確認関係すべてに言えることですね。

ともあれ、ファントム君は何とか復活。
これから、少なくとも第2日曜だけは、原付スクーターで練習したいと思います。

砧スクーター教室(復活のファントム)

早朝の玉川署講習で気分良くウォーミングアップしてから、ハシゴで参加してきました。
参加者は7名・・・指導陣の方が人数が多いという、超贅沢な講習会です。

まずは車両点検。
昨日、取れてしまった栓は、やっぱり水抜きの栓で、なぜ付いているかというと、地面側から水が入らないようにするためだと教えてもらいました。

ブレーキングは、練習のため、50ccですが構内限定で速度45km/hの許可をもらって挑戦。
意外にも40km/hの速度を出すのに苦労してしまいました。

そして大好きな低速。
久しぶりのスクーターでの一本橋は、身体の芯というか軸が上手くつかめず、4回目の計測でようやく32秒出ました。
原付サイズ千鳥は、XRでの練習が奏功してか、フルロックでの停止が気持ちよく決まります。

・・・と、好調だったのはここまででした。

傾斜走行では、50ccが私一人だったので(他の方はみなさん二種原付以上)、列の最後尾を粛々と走ることにしましたが、何だか加速がヘンでした。
コーナーリングからの立ち上がりで、加速が妙に遅いのです。
いや、私、もともと遅いですけど、今回は、後ろを走っていたS田警部補に止められる程遅かったのです。
そしてRブレーキも、夏の定番?ヴェイパーロックでスカスカになっていました。

列を離れ、バイクを止めると、S田警部補、A部長、他指導員さんたちがファントムの様子を見てくれました。

「くっついちゃって、回らないんですよ。」
S田警部補が手で後輪を回すと、後輪はイヤイヤと言った風情で、重く回ります。
ああ、スカスカに抜けちゃってるね、とA部長も言いますが、私には、スカスカとイヤイヤの関係が飲み込めませんでした。
「空気が入っちゃったんですね。」
そう言われてもますますわからなくて、どこに~?と尋ねると、周囲の全員が、困った顔になってしまいました。

「ブレーキに・・・」
気の毒がってくれているようにも聞こえる回答で、何となくわかったような気もしましたが、正直、スカスカとイヤイヤの同時発生は初体験です。
今までは、スカスカのみ多発してました。

「あ、もしかしたら、今朝、自分でクーラント入れたからかな?」
ぽつりと口にすると、その場にいた指導陣の方全員が、引きつった微笑みを浮かべたまま、固まってしまいました。

どこに・・・?と恐る恐る尋ねる声に、ここです!間違ってないと思いますけど、と、ふたを開けて注入口を示しました。
誤注入疑惑?はすぐに晴れました。

長くなってしまったので、ここで分割しておきます

玉川署講習会@コヤマDS二子玉川校

今月も巡って参りました、第2日曜日、出身校(は都内じゃないけど)での朝練的講習会です。
今回は、もしかしたら半年ぶりくらいのファントムでの参加となりました。

・・・と、平然と書いていますが、昨日はその準備が結構大変でした。

ガレージで冬眠ならぬ夏眠を強いられたファントム君、当然のごとく、バッテリーは死んでました。
まあ、ジェルバッテリーに交換してから3年は経っているので、寿命と考えてもいいでしょう。
あらかじめ予約しておいたバイク屋さんに、いざ出発!しようとしたら、キックでエンジンはかかるものの、ウィンカーが出ません。
仕方がないので、手信号ならぬ手合図で恐る恐る走りました。

バッテリーを交換し、帰宅したら洗車です。
驚いたかね 私はまだ健在だ~
と劇団四季版「オペラ座の怪人」でファントムが再登場する場面で歌ってたナンバーを口ずさみつつ、いい調子で船腹じゃなくて車腹?を洗っていたら、何か小さなものがポロリ・・・
落ちたとたんに、水がドバーっと流れ出しました。
明らかに真水なのですが、何の水?
水抜き穴の栓が落ちたのか?
というか、なんで水抜きの穴に栓が要るの???

電源をオンにして、パネル表示を確認してみると、クーラントがほとんどすっからかんです
今漏れたの、クーラントかっ!?

焦って、風邪で寝込んでいる夫を叩き起こして(鬼嫁・・・)聞いたところ、クーラントは絶対に緑色なので、ありえない、とのこと。

とはいえ、無いのは事実なので、港北のナップスで、小缶を買いました(633円なり)。
凍らなくて、電解質でなければ砂糖水でも何でもいいぞ、と夫は言うのですが、蟻がたかっても困るので・・・。
帰宅すると、すでに真っ暗。
クーラントの補充なんてできる視界ではなかったので、朝入れることにしてその日の整備は終了しました。

そして今朝。
夜が開けるなり(最近は5時頃まで暗いです)、クーラントを入れました。
注入口は、バッテリーと同じ、前面計器類の下にあるのですが、これが結構入れにくいのです。
やっぱり溢れさせてしまい、せっかく洗車したファントムが砂糖水臭く、じゃなくて不凍液でべたべたになてしまいました。

そんなこんなでたどりついたコヤマ二子玉川校、ゆうべの雨が水たまりになっているとのことで、比較的緩やかなコース設定をしっかり走りました。

しっかり走り過ぎて、既に10月だというのに、Rブレーキがちょっとスカスカ気味になってしまったけど、まあ、すぐ治るよね、と気にもかけずにおりました。
玉川署講習会、来月は平均台も入れようかと思ってます、とのお話に、そういえばコヤマは東京でも神奈川でも「平均台」って言うんだよね~、なんて懐かしく思ったりして。
機嫌良く二子玉川校を後にし、ハシゴ先の砧へ向かいました。

が、それはちょっとばかり甘かったのです。

以下次号!