砧 バイク・オートバイ教室(別れのパイロンスペシャル)

今日は6時前からガレージに行き、普段の数倍の時間をかけて車両点検をしました。
私とスカーバーにとって、最後となる「砧サンバイ」に参加し、無事に走り終えるためです。

結局最後まで中級どまり、中腰スラは1回しか完走できず(しかもショートカット)、こんな状態で卒業していいのか?
とは思うものの、考え抜いた末、決めたことです。
あとは悔いを残さず、多少カッコ悪くても、自分と周りに誠実にエンドマークを付けるしかありません。

10月の青空の下、始まった講習は、通常の半日サンデーバイクとは少々違っていました。

1限目?のブレーキング。
今までは初級と中上級の2班に分かれて別のエリアで練習していましたが、今日は全員一緒。
人数が多すぎるためか、サンバイが半日ではなく一日開催だった頃のように、外周だけでなく真ん中の通りも使って、フロントロックとリアロック体験も入っていました。
私はフロントロック体験で、たぶん初めてABSをがっつり?作動させることができました。
最初で最後のいい経験、といったところでしょうか。

2限目、中上級はスラローム。
なんと外周をまるまる使って、直パイ(パイロンスネーク)とオフセットのみのパイロンスペシャルでした。
最近、転倒事例があったとかで、スラはやらないらしい、というウワサがありましたが、微妙に当たり!です。
普通のコースラは全然ダメダメの私ですが、パイロンスペシャルは実は大好きです。
最後くらいいいとこ見せたい(誰にだ?)邪な気持ちも半分、いい気になってガンガン飛ばしました。
どお、ワタシ実はそんなにおミソでもないでしょ、とYDKな(大人ですが)顔していたら、
「今回、上級の方には片手で走っていただきました。いずれ、中級の方も片手で走るところまで、レベルアップしたいですね。」
S田警部補から、見事なノックアウトを食らってしまいました。

3限目、〆というわけですが、スラよりはだいぶましなバランスです。
中腰スラの呪い(正確には「ノロい」ですね)があるため、千鳥や波状路など、立ってやる課題に熱が入ります。
が、波状路はどうしても勢い任せになってしまいます。
指導員さんに、道は長いね、と言われたところで練習終了!

・・・え?私の受講生時代、「道は長いね。」で終わっちゃうワケ?
パイロン撤収手伝いながら、ずずーん、と沈下しそうになりました。

でも・・・

長い、ってことは、終わりなんかじゃない、まだまだ続くってことです。
まだまだ続けることができる、そういうことです。
もう、受講生として砧に来ることはできなくなるかもしれませんが、練習ができなくなるわけではありません。
舞台、というか、ステージが変わるだけです。
そう考えたら、わずかに感じていたさびしさも和らいで、ふーっと気持ちが浮上しました。
道は長い。
お楽しみはこれから!です。

最後に、お世話になった指導員さん全員というわけにはいきませんでしたが、ご挨拶して自分なりに締めくくりました。
単発参加が実は原則と思われる講習会ですが、長年の感謝を伝えたかったし、いつの間にか消息不明、とは思われたくなかったのです。

こうして私の「砧修行時代」は終わりました。
お世話になったみなさんに、このような場で申し訳ありませんが、心から、ありがとうございました。

そして私の素敵な冒険は、次の幕に進みます

HMSバランス・・・?

0:00:40で、
「定員に達したため予約できません」
でした。

いつになったら行けるんでしょ、HMS・・・。

それにしても驚きました。
さすがに10人しか枠がないと超激戦ですね。