砧レディースバイク・オートバイ教室(JUMP)

黄金週間初日は気持ちのいい朝となりました。
連休初日はいつも道が混むので早めに家を出たら、何故か交通は至ってスムーズ、さっさと到着してしまいました。
今日の砧は隣の白バイ訓練所も何やら練習中、レディースは初参加さん多数、という連休ならではの光景か、連休なのにという状況か?

今回は参加者が比較的多い方だったので、講習は初級と中上級に分かれての実施でした。
私の入った中上級は、ブレーキ練習の後、さっそく傾斜走行f^_^;)

前回、S田警部補になんて言われたんだっけ?
あ、そうだ、ラインはもっと詰められる、コーナーで姿勢が崩れないように、って・・・

走りながら課題を思い出し(事前に確認しましょう)、なるべくそのようにやろうとしましたが、やっぱりラインも姿勢もふらふら、直線でアクセル全開にするのが精一杯
せっかくいい宿題をもらったのに、解けないんじゃ身に付かないよ~

でも、その解決の糸口は、すぐ後の低速課題にあったのです。

だいぶ慣れてきたつもりの一本橋で、指導員さんからの指摘は大変意外なものでした。
「ステップ、かかとが内側に来てる。足の側面をボードの縁とツライチにするんだよ。」
確かに、よく見てみると、平行に置いたつもりの足は逆「ハ」の字。
スクーターとはいえ、これではニーグリップできないはず。
内ももの感触ではニーグリップできてるように思っていたのですが。

その足の置き方と、後はもっと前乗りにすればもっとタイム伸びるよ、との指導員さんの言葉に、ピンとくるものがありました。
「それ、傾斜走行でも効果ありますか?」

あるよ~、重心を固めて、ぐらぐら荷重が移動しないようにすれば、安定してコーナリングできるよ。
のんびり答える指導員さん、いきり立つつるばら(というほどでもなかったですが)。
そうか、これがS田警部補の宿題の答えか!
指導員さんに解いてもらってどうするんだ、という気もしましたが、それもまた運?

残念ながらこの日の傾斜走行はもうありませんが、これから試してみるチャンスはたくさんあります。
一本橋で傾斜走行のヒントをつかむのもなんなんですが、飛躍のきっかけになるんだったら、これも練習の賜物と言えましょう。
次に走る機会が、とても楽しみになりました。

因みに一本橋の方は、やり方を変えてみたら、慣れないためか、逆にタイムが落ちてしまいました。
変えることでいい方向に行くか悪い方向に行くかは、他のクセとか得手不得手に左右されるものなのかもしれません。

呪いの精度(お目汚し、かなりくだらないお話)

神様、砧に行きたいんです、どうか雨を降らせないでください。
私及び夫の祈りむなしく、今日は雨降り、砧のバイク・オートバイ教室は休講です。

さて、講習会の予約もしていない夫が、なぜ祈ったのか?
それは1週間前の日曜日にさかのぼります。


その日は夫の通うギタースクールの発表会でした。
私は夫の演奏をビデオ撮影する約束になっていましたので、玉川署の講習会に参加した後、発表会会場に向かう予定でした。
更に、発表会が15時頃終わった後、横浜辺りで早めの夕食を済ませて、北九州へ出張することになっていました。
発表会は12時から、夫の出番は14時頃と予想されていましたので、8時半に終わる玉川署には参加できても、その後午前中開催の蒲田署@砧はあきらめざるを得ません。
ところが前日、業務上のささやかなハプニングで、出張前に一度、オフィスに戻らなければならなくなってしまいました。
これで玉川署もアウトです。

ちょっと凹みましたが、これもお仕事、そして家族との約束。
平日と同じ時刻に出社し、30分で作業を終わらせて、11時過ぎに発表会会場のある藤沢に到着しました。
と、不意に鳴る携帯。
夫からです。
出てみると、なんと夫の出番は17時過ぎとのこと。
話が違うじゃないの!
それじゃ、北九州行きの飛行機にギリギリ間に合うかどうかの時間だよ!!
というか、最初からわかっていたら、玉川署出て、蒲田署でて、会社行って、全部済ませられたはず。
私の貴重な時間をどうしてくれる~
電話口で、ふつふつと温度の上がるピーピーやかんのような状態になりつつある私を、夫が必死でなだめにかかりました。

結局、その日はゴージャスなランチをおごってもらい、来週は砧もあることだし、ということで、とりあえず落ち着きました。
「でも、もし来週、砧が雨で中止になったら、呪ってやる~」
私はそう宣言せずにはいられませんでした。

そして今日。
私の呪いを恐れる夫の祈りむなしく、砧の講習会は雨で中止。
さあ、呪いを掛けるかな、と思うか思わないかのうちに、夫がそわそわと動き回ります。
どうしたの、と聞いてみたら、ワイヤレスルーターが故障したとのこと。
「私、そんな所に呪い掛けてないよ。」
マイwi-fiで何事もなくネットしながら告げると、夫曰く
「つるばらちゃんの呪いは、精度低いから。」
出来の悪いロケット弾みたいなコトを言われてしまいました。
そうか、ワタシの呪い、発射前に誤爆してしまうのか・・・

とはいえ、これで次の砧の予約電話バトルは激戦必至。
ゴジラが放射能吐くみたいに愚痴をこぼした末、夫の携帯を借りて2丁体制で予約バトルに臨むことにしました。

因みにルーターは回復せず。
我が家は今、LANケーブルがリビングを這い回る、かなり危険な状態になっております。

グッドライダーミーティング@二俣川

♪青い渚を走り、恋の季節がやってくる
夢と希望の大空に君が待っている(「波乗りジョニー」より)
・・・というか、あいにくの空模様で降ったり止んだりの中、本年度初のGRMに参加しました。

先週の日曜日、夫のミスで(後日詳述)、玉川署も蒲田署も参加できなかったため、はっきり言って餓えていました、練習に。
雨でもとりあえず開催されるGRMは、飢えたオオカミ?にとって、おいしいどころか必須アミノ酸並みの価値があります(?)

そんなGRM、午前の部は低速バランス。
一本橋、千鳥、波状路などおなじみの課題が中心でしたが、新たな自分の苦手も発見できました。
それは「内輪差」の練習(というタイトルかどうかもわからない・・・)
高さ10cmくらいの小さなゴム製コーン脇に前輪を通し、後輪は前輪と反対側に通す、つまり前輪と後輪の間にコーンを残すというもの(説明ヘタですね)。
JOGで前輪をコーンの左から通してみましたが、成功率ほぼゼロ!
ワタシが通った後は、コーン全部倒れてました(爆死)
スクーターなので、自分のタイヤが全然見えないというのはあるにせよ、車体感覚無さ過ぎだ、自分
「もっと前輪寄りに通るんだよ~」
指導員さんのアドバイスも、お叱りを通り越して苦笑気味です。

静香様ネタで盛り上がったランチタイムの後は、ブレーキ、傾斜走行と続きます。
この二つの課題に関しては、「降っててよかった」かもしれません。
ドライとウェット、めまぐるしく変わって行く路面コンディション、シールドをたたく雨粒、まさしく実践的講習!?
雨で開けられない人は、雨じゃなくても開けられない・・・と格言?を胸に、フォームチェックを中心に走ってみました。
「こんな滑りやすい路面の時はリーンイン。まだリーンウィズまでしかいってないねえ。」
指導員さんアドバイスは、現実の厳しさを再認識させてくれます。
ほんと、「まだまだ」です。

雨のため、時間短縮で終わったGRM、最後はアンケート回答。
今後も多少の雨風に負けず実施していただきたいので、その旨きっちり書いておきました。
とはいえ、ビギナーの方にとって、やっぱり行き帰りの雨はかなり負担の様子。
解決策になるかどうかわかりませんが、雨なら講習会の中で
「雨天時の交差点通過練習」とかあるといいかもしれません(以前、砧のスクーター教室でやっていた法規走行の練習みたいなもの・・・と書いてわかる方は少ないか)。

次回は5月11日です。
参加希望の方、既に申し込みは始まってますのでお早めに♪

HMSバランス(書き初めは8の字)

HMSのバランスコースは、平成25年度から中級扱いになりました。
その記念すべき第1回に参加してきました。
車両は最近マイブームのNC700Sです。
担当のインストラクターはK島さんとY下さんという、意外に珍しい組み合わせ(私だけか?)。

春の嵐がひたひたと近づく中、午前中はひたすら8の字です。
新生バランスの書き初めね♪とお気楽に回っていましたが、やっぱり左旋回は不格好・・・
なかなか治んないビョーキのようだわ、などと思いながら走り続けていると、じーっと見つめていたK島さんが手招きをします。
「右旋回は傾けながら入って行けてるんですが、左はそれができてないんですね。つまり、右はFサスが1回沈んだ後、戻ることなくパイロンを回り切っているんですが、左はFサスが戻りだしてから回っているので、もう1回サスを沈める動作をしながら回っているんです。」
「で、ギクシャクしてしまう、と。」
「まあ、そういうことですね。」

自己観察してみると、確かに右旋回では、Fブレーキを最後まで使ってからアクセルを開けていますが、左はFブレーキを最後まで使えていませんでした。
これが私のビビリか、と思い、心にムチを入れて左旋回時、Fブレーキを最後までがんばって握ってみると、何となくうまく行きました。
少し離れて見ていたK島さん、頭の上で大きなマルを作ってくれました。

午後、各種一本橋や、Uターン、千鳥にオフセットといった課題が並びます。
基本的には、旧「バランスファースト」コースと同じ構成です。
中級に格上げになって、レベルが上がったというより、そもそも「バランスファースト」が初級に分類されていたのが実情にあっていなかった、というコトのようです。

午前中の出来事に気を良くして、楽しい気分で午後に臨んだワタシでしたが、午後はうちのめされました。
8の字で弱点を見いだせたと言っても、午後それが克服済みになる訳じゃないですね。
Uターンはへろへろ、一本橋は20秒弱、マトモにできるのは千鳥だけ、というていたらくでした。
とどめは、終了後、用具室で漏れ聞こえてきた、他の参加者さんたちの会話です。
「中級に格上げになったからには、一本橋30秒以上を参加条件にして欲しいよな!!」

すいません、ワタシ、新生バランスコースの格式に泥塗ってます・・・。

とはいえ、苦手の(というより、うまくできていない)原因がはっきりしたので、とても気持ちのいい練習でした。

因みに春の嵐は、練習が終わるのを待ってはくれず、最後の1時間ほどはウェットコンディションでした。
それもまたよし、です。