砧 夏期バイク(夏の終わりの一本橋大会)

今年は4回も開催された夏期バイクも今日で終了です。
ひとつの締め?として、今日は一本橋大会が行われました。
初級・中級・上級の各クラス上位3名まで賞品が出るとのこと。
私の参加している中級では、指導員の皆さんから「打倒!上級」の喝が入ります。

実施方法は、クラスごとに低速バランスの練習時間のラスト20分程度で、タイム計測するというもの。
ルールは「交通安全教育センター一本橋大会規則」(S田警部補・談)によります。

実は今月中に一本橋40秒の壁をクリアしたら、ドンペリが飲めることになっているつるばら、思わず
「おーっし、やるぞおおお!」と拳を固めてしまいました。
当然のごとく、固まる周囲と指導陣・・・。

本番一発勝負前に、予備計測があり、そこでは余裕の28秒。
打倒!上級ですう~、と女性指導陣と盛り上がってしまいました。

が、世の中そんなに甘くはなかったのでした。

本番、スタート前には他の人の競技を見ず、ひたすら腕時計の秒針を見て集中力を高めます(誰のマネ?)。
そして乗っかった一本橋、意外に落ち着いて、落ち着いて、じわじわ進んだのですが、15秒目ぐらいで右に傾いだ!!
・・・と、別に本番を意識した訳ではないのですが、落ち着いて元の軌道に戻すことができました。
でも、その後は、ちょっと弱気が入ってペースアップ。
結局23.47秒で終わったのでした。

記録的には、打倒上級どころではありません。
でも今回、私は「これがプレッシャーってモノなんだ」とはっきり意識することができたのです。

予備計測より、タイムが悪いのもプレッシャーのせい。
でも、傾いだ時に、あっさり橋から落ちたりせずに、冷静にもとに戻せたのもプレッシャーのおかげだった気がします。
プレッシャー、別に悪者じゃないみたいです。

さて、そんなこんなで夏期バイク最終回もつつがなく終わりました。
私は中級2位ということで、最後に皆さんの前で記念品をいただいてしまいました。
もしかしたら、これって貴重な成功体験!?
因みに上級1位は50秒です。
やはりドンペリ楽勝レベルなんですね。

長くて短かった8月、バイクに乗るのも今月は最後なので、例年通り洗車して、自分なりの締めとしました。
ドンペリは、入賞特典?で、再チャレンジのチャンスをもらうことになりましたとさ。

満月

呉の町で見る満月は、山の上にぽっかり浮かんでいます。
空気は熱を含んだままだけど、涼しげな月影が、少しずつ近づいてくる秋を知らせているようにも見えたりして。

今、同じ月をあなたがどこかで見ているといいな。

仕事、明日もがんばりましょ。

砧 夏期バイク(収束に向かう夏)

参加してきました。

特練終了後、沈んだ気分が続いたままなのですが、もともと低め安定(泣)なので、気分につられて不調ということもありません。
いいのか悪いのかわかりませんけど・・・

どんな風に低め安定かというと、例えば以下のようになってます。

【一本橋】
タイム的にはコンスタントに30秒前後。
目標の40秒(ドンペリ)までもうひとがんばり。
とはいうものの、緊張感が持てないというか、必死さがないというか、かたつむりのような自分が一本橋の上にいるだけのような気がしないでもないです。

【千鳥】
ひたすらハンドルロックの練習。
立ち姿勢の方がやりやすいのは、スクーターでもニーグリップに近い状態を作れるから?
無駄な力が抜けてきたというより、無駄な力が入るほど気力も体力も残っていない感じ。

【傾斜走行】
コーナーで腕伸ばす~、直線加速で腕縮ませる~、を呼吸するみたいに繰り返して走るのみ。
なのに、なぜか順位はどんどんあがっていて、自分でも速くなったような気がしてます。

よくも悪くも、「まったり」練習しているようです。
夏期バイク教室も残す所あと1回、すてきなフィナーレは迎えられるのでしょうか・・・?

1098Sの車検


出してきました。

夫が不在なので、バイクパーキングまでは電車で行くことになりました。
(ファントムで行っても、電車で取りに戻らないと、明日の講習会に参加できないため)
革パン、ブーツという出で立ちで街を闊歩していると、通りすがりのオジサンが、山登りか?と声をかけてきます。
違いますよ~、と答えると、おお、ライダーかっ!と鋭い反応が返ってきました。

こんな暑い日に乗りたくないよ~、と思いつつ、バイクパーキングから1098Sを引っ張り出していると、近所の奥さんが、
「あらあ、ドカなの?女の子なのに凄いわねえ。」
と声をかけてくれます。
メットをかぶっているので、こっちもオバサンであることがバレない(苦笑)。
「エンジンうるさくていつもすみません。」
「いいのよ。うちのお父さんもドカ乗ってるのよ。あ、今来るわ・・・。」

「私は900SSに乗ってるんですよ。」
60がらみのお父さんが話しかけてくれます。
ひとしきり会話した後、気をつけてね、とご夫婦揃って送り出してくれました。

住宅の少ない通りまでえっちらおっちらバイクを押し歩き、いよいよエンジンかけて出発!
のはずだったのですが、いくら最近のデスモといえど、暖機が足りませんでした。
自転車のおじいさんを避けながら左折しようとしたら、エンスト・・・
クラッチ切って、惰力で進みつつ、セルスターターに親指を伸ばしたら・・・届かない!!

あえなく撃沈、で町工場の前でゆるーっと右にコケていると、工場の中からオヤジさんが出てきました。
「おい、大丈夫か?」
「すみません、起こすの手伝っていただけますか。」
「いいとも。ケガはないかい?」
「大丈夫です。」
親切な工場長(だと思います)にお礼を言い、こんどこそ出発です。

今日の午前中は、やや曇っていて、微妙に気温は低かったのですが、それでもボローニャ生まれのバイクは十分すぎるほどヒートアップします。
エンジンの熱にあおられた両脚は焙られてるみたいです。
魔法使いの弟子とかに、サイドから焼かれても、たぶん私は気づかないだろうと思うくらい熱かったです。

時々、意識が飛びそうな恐怖を感じつつ、何とかショップにたどり着きました。
先ほどの転倒で、ブレーキペダルがひしゃげ、ステップがたたまれて出ない状態になっていますが、カウルの損傷はほとんどありません。
フレームスライダーがいい仕事をしてくれました。

さて、たどり着いたショップは、土曜日ということもあり、常連さんやその連れの方でにぎわっていました。
初対面でも、バイクネタで盛り上がるのがライダーの性です。
試乗用のストリートファイターや848(パールホワイト、かっこいいです)に跨がって大盛り上がりしてしまいました。

バイクショップからの帰路は、他に手段がないので、タクシーを呼んでもらいました。
そしたら運転手さんがバイク好きで、また盛り上がってしまいました。
「昔ですけどね、MHR乗っててね。筑波も走ってみたけど、結構速かったねえ。免許消えちゃいそうだから、今はバイク乗ってないんスけど。」
ほんの5分強でしたが、降りるのが惜しいくらいのタクシーでした。

お気づきの方も多いと思いますが、いろんな意味で、私はちょっと(だいぶ)ヘコんでます。
でも、バイクって、ほんのちょっと乗るだけでも、こんなにたくさんの人と出会って、会話して、楽しい気分になれる・・・

無理に立ち上がろうとしなくても、ちゃんと立ち直れそうな、そういう気持ちになれた半日でした。

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日本大通りのデリカテッセン

というのでしょうか。
今日は午後から検査なので、病院の近くのオープンエアのカフェというか、惣菜屋の店先のテーブルというか、そういう所でランチしてます。

風通しのよい木陰で味わう冷たいハーブティは最高!

…すいません、明日からちゃんと出勤します。