天気予報をきっぱり裏切った快晴の下(というか予報が外れた)、中級で参加しました。
特練あり鈴鹿ありツーリングなし(爆)という稀有な夏の締めくくりです。
身体が動くようになってきたのがとても楽しくて、今回は傾斜走行に力を入れてみました。
フォームは当然、目指せリーンイン(結果、ようやくリーンウィズ!?)
やっぱり外側の腕が十分に伸ばせてない・・・きっと不恰好なフォームでしょう。
身体をイン側に入れることに対しては、とりあえずファントムでなら抵抗なくなってきたのですが、その分、1周の走行距離が少しは短くなってるのでしょうか?
そこまではまだたどり着いていないと思います。
アクセルも十分に開けることができていません。
これはブレーキがきちんと使えていないが原因のようです。
ファントムのブレーキレバー、左右とも私の手のサイズでは遠すぎる(下すぎる)、と何人もの指導員さんに言われましたが、位置調整ができないのです。
その制約条件下で、どうすればいいのか・・・
「ちょっと65番さん、じゃなくて3番さん。」
昨日の雨でコース内に流れ込んだ屑拾いをしていた指導員さんに声をかけられました。
65番というのは、ファントムにペイントされたゼッケン(笑)です。
「左のリアブレーキね、4本指でかけるのが基本なんだけど。」
屑ばさみを持ったまま、指導員さんが説明してくれます。
「今のブレーキは性能いいからさ、3本指でかけられる。人差し指は、親指と一緒に、ハンドル支えるのに使ってみて。安定するから。」
私が4本指でかけようとすると、レバーが遠いために、手首が丸まる形になり、あるべき形と逆になってます。
ブレーキというより、ハンドルを引いているような感じです。
人差し指をハンドルグリップに、というのは、よく考えると、クラッチを切る時には普通にやっていること。
これはいいかも!
「練習して、そういう癖つけてね。」
屑拾いの指導員さんは、何度かうなずいて私を送り出してくれました。
(その後は、また屑拾いをしながら、受講生の走りに目を光らせていました)。
やってみると、最初は慣れないので全体的に速度が落ちてしまいましたが、そんなにやりにくくはありませんでした。
何周か走ってみると、確かに、ハンドルの操作がラクです。
これはしばらく頑張ってみよう!!
何となく前途が開けたような気がして、8月最後の講習会は気持ちよく終わりました。
帰宅後も天気は持ちこたえたので、ひと夏を一緒に頑張ったファントムをピカピカに洗車しました。
これで私の2008年夏はおしまい。
明日からは、たとえ暑くても、新しい季節です。
ああ、楽しかったな。