それはお通夜・告別式を目前に控えての出来事でした。
タンスから出しておいた喪服(マリークワントの)を着ようとハンガーから外すと・・・
ネコの爪穴!?
しまった、ほんのわずかな隙を突かれました。
仕方がないので、以前貰い受けた親類のお下がりを試着してみると、サイズが大きすぎて服が歩いているみたいです。
うーん、どうしよう、あっ!学部の卒業式の時に着たワンピが黒だ!
タンスから引っ張り出して着てみると・・・何この肩パッド!?
ああ、そういえばそういう時代だったなあ・・・
と感慨深いものがありましたが、今見ると、宮崎アニメの悪役の女ボスみたいです。
しょうがないので、肩パッドを外してみたら、少しマシになりましたが、余った布?が垂れ下がって、体つきが貧相に見えます。
ギャザーを寄せれば、肩の部分は見られるようになるのでしょうが、肩から胸にかけての前身ごろにヘンなしわが寄りそうです。
つまり、私の縫製能力で、見られる状態にするのはムリ。
このまま、貧相系で我慢するのが最適解、と判断しました。
こうして私は、人知れず困難を乗り越えて、叔母との最後の別れに向かうのでした、
叔母さん、アホな姪でごめんなさい・・・
