「汚れた英雄 第四巻・完結編」(大藪春彦著)を読んだ

いや、BookOffで105円で売ってたので、買っちゃったのですね。
出張時の車中での暇つぶしのつもりでしたので、1~3巻が無いのは気にしませんでした。
平忠彦さんが主役の吹替えで走っている映画のDVDは持ってます(爆)ので、アバウトながらストーリーもわかってるつもりでした。

が、それはやっぱり甘かった!!
大藪春彦さんの世界は、私が知ったつもりでいたものよりも、はるかに大きかったのです。

「完結編」では、世界的な二輪ライダーとなった晶夫の奔放な生き様と、その果てに彼に見えてきた、人間として円熟した在り様を示しつつ、あまりにもあっけない幕切れが描かれます。
その筆致は、見事としか言いようがありません。

表紙を飾る草刈正雄さんの若き日の姿も、見ようによってはかなりベタなのかもしれませんが、ゴージャスなオペラみたいな雰囲気にも見えたりして。
古き良き時代、で終わらせたくない、何かを感じさせる1冊でした。

“「汚れた英雄 第四巻・完結編」(大藪春彦著)を読んだ” への2件の返信

  1. ん~。汚れた英雄ですか。
    小説は読んだ事が無いけれど、映画は見ましたねぇ~。(たぶんハタチの頃・・・)
    キャッチフレーズが「0.1秒のエクスタシー」だったような??
    本当に古き良き時代で、懐かしいです。
    この映画以外に当時はまったのが「彼のオートバイ、彼女の島」ですね。
    (汚れた英雄よりも少し後だったと思いますが)
    どちらかと言うと、自分とはかけ離れた世界が描かれた汚れた英雄よりもオートバイ好きな青年の恋を描いたこちらの方が好きだったかも。
    今度、小説版「汚れた英雄」も読んでみますね。

  2. セキさん
    「コンマゼロイチ秒のエクスタシー」ですね。
    私も覚えてます。
    「彼のオートバイ、彼女の島」も懐かしい!!
    他には、当時のライダー女子(という言葉はありませんでしたが)の愛読書として「幸せは白いTシャツ」がありましたね!!

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