砧 バイク・オートバイ教室(上級デビュー)

「よかったら、一緒に新年から、上級に上がりませんか?」
中級班の知り合いから、そんな誘いを受けたのは昨年の秋でした。
一人だけ遅かったら目立つけど、数人の遅い集団がいる分には目立たないでしょう、と冗談みたいに話していたのが、今回、実現しました。
移民のようなメンバーは総勢5人。

朝の講義が終わっての車両点検。
上級にいる私(のバイク)に気づいて、N山警部補が近づいてきます。
上級なの!?と、素直に驚くN山警部補。
えー、そんなに驚かないでください!!と思いながら、はい、と返事しました。
「パワーが違うから、なるべく後ろの方にいてね。」
笑いながらも心配そうな警部補に、最後尾を走ります、と宣言しました。

上級と中級を比べると、一番違うのは傾斜走行でしょう。
ブレーキング、低速バランスは、正直、どのクラスにいても、自分のペースで練習できるのですから。
で、その傾斜走行、上級は午前中、つまり講習の一番初めです。

進級?したばかりの5人、かなりビビりながら、一番遅い組で走行開始!
スタートダッシュで出遅れる、どこまで行っても離される・・・と「走れ!コータロー」状態なのは私ぐらいでしたが、みなさん苦戦中か?
内心心配でしょうがないであろう、指導員やN山警部補が、5匹のイワシ(笑)を守るように前後を走ってくれます。
一番排気量の小さい小イワシ=ファントム、ライン取りで走行距離を短くしようというセコい作戦に出ますが効果なし!
全車両の最後尾を走りますが、次の回の先頭集団が近づいてきます。
ディフェンスはN山警部補(違うって)。
他のイワシたちも、徐々に前との車間が開いていく模様・・・。

「こっち!ショートカットしていいから!」
業を煮やした指導員が、やっとスタート地点に戻った私を誘導します。
コースは覚えているので、ひたすら走る!走る!
ふと気が付くと、前の方は中腰になっています。
すっくと立ち上がると、N山警部補が、立たなくていいから!と叫びました。

無我夢中で走るうちに、脱落するイワシも何匹か。
特練ほどは辛くないなあ、とのんきに思いながら、私は回遊?を続けました。
コースが逆回りに変更されると、更に心配した指導員が前に付き、ラインを示しながら先導してくれます。
つるばら、いい気になって、他の人のために自分が身を引こうなんて微塵も思わず、走り続けました。

気が付くと、傾斜走行終了。
上級は休憩なしで走る、と聞いていましたが、なるほど、こんなに気合入れて走るんじゃ、休むヒマなんてありませんね。

「無駄に大回りしているし、身体入ってないし・・・」
一緒に走ってくれた指導員が耳の痛いアドバイスをくれました。
やっぱり、ただ走るだけになってしまっていたようです。

さて、今回の件は、それなりにインパクトがあったらしく(当たり前か)、午後の練習の合間に、新入りたちは、ひとりずつみんなの前で話す機会をもらいました。
私は思わず、
「50cc2ストの限界目指してがんばります。」
と言ってしまいました。

これで後へは引けなくなりました。
人様にご迷惑をおかけしないよう、精進せねば。

“砧 バイク・オートバイ教室(上級デビュー)” への5件の返信

  1. 私は昨年の9月以来、もがき苦しんでいます。
    いつになったら浮上できることやら…

  2. mawarさん
    私はその苦しみに身を置くためにきました、なんてね。
    あの凄まじいエネルギーの中で、学びたいことがたくさんあります。
    これからもよろしくお願いいたします。

  3. うちの猫こそお世話になってます
    後に引けないから前へ前へとイケイケでどうぞ(^-^)b

  4. えふさん
    ここまで来たら後へは退けない~
    とか、
    point of no return
    とか、アタマの中にガンガン響いてます。
    ごーへーごーへー!
    (go aheadが語源らしいです)
    で楽しくいきます!

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