夫が不在なので、バイクパーキングまでは電車で行くことになりました。
(ファントムで行っても、電車で取りに戻らないと、明日の講習会に参加できないため)
革パン、ブーツという出で立ちで街を闊歩していると、通りすがりのオジサンが、山登りか?と声をかけてきます。
違いますよ~、と答えると、おお、ライダーかっ!と鋭い反応が返ってきました。
こんな暑い日に乗りたくないよ~、と思いつつ、バイクパーキングから1098Sを引っ張り出していると、近所の奥さんが、
「あらあ、ドカなの?女の子なのに凄いわねえ。」
と声をかけてくれます。
メットをかぶっているので、こっちもオバサンであることがバレない(苦笑)。
「エンジンうるさくていつもすみません。」
「いいのよ。うちのお父さんもドカ乗ってるのよ。あ、今来るわ・・・。」
「私は900SSに乗ってるんですよ。」
60がらみのお父さんが話しかけてくれます。
ひとしきり会話した後、気をつけてね、とご夫婦揃って送り出してくれました。
住宅の少ない通りまでえっちらおっちらバイクを押し歩き、いよいよエンジンかけて出発!
のはずだったのですが、いくら最近のデスモといえど、暖機が足りませんでした。
自転車のおじいさんを避けながら左折しようとしたら、エンスト・・・
クラッチ切って、惰力で進みつつ、セルスターターに親指を伸ばしたら・・・届かない!!
あえなく撃沈、で町工場の前でゆるーっと右にコケていると、工場の中からオヤジさんが出てきました。
「おい、大丈夫か?」
「すみません、起こすの手伝っていただけますか。」
「いいとも。ケガはないかい?」
「大丈夫です。」
親切な工場長(だと思います)にお礼を言い、こんどこそ出発です。
今日の午前中は、やや曇っていて、微妙に気温は低かったのですが、それでもボローニャ生まれのバイクは十分すぎるほどヒートアップします。
エンジンの熱にあおられた両脚は焙られてるみたいです。
魔法使いの弟子とかに、サイドから焼かれても、たぶん私は気づかないだろうと思うくらい熱かったです。
時々、意識が飛びそうな恐怖を感じつつ、何とかショップにたどり着きました。
先ほどの転倒で、ブレーキペダルがひしゃげ、ステップがたたまれて出ない状態になっていますが、カウルの損傷はほとんどありません。
フレームスライダーがいい仕事をしてくれました。
さて、たどり着いたショップは、土曜日ということもあり、常連さんやその連れの方でにぎわっていました。
初対面でも、バイクネタで盛り上がるのがライダーの性です。
試乗用のストリートファイターや848(パールホワイト、かっこいいです)に跨がって大盛り上がりしてしまいました。
バイクショップからの帰路は、他に手段がないので、タクシーを呼んでもらいました。
そしたら運転手さんがバイク好きで、また盛り上がってしまいました。
「昔ですけどね、MHR乗っててね。筑波も走ってみたけど、結構速かったねえ。免許消えちゃいそうだから、今はバイク乗ってないんスけど。」
ほんの5分強でしたが、降りるのが惜しいくらいのタクシーでした。
お気づきの方も多いと思いますが、いろんな意味で、私はちょっと(だいぶ)ヘコんでます。
でも、バイクって、ほんのちょっと乗るだけでも、こんなにたくさんの人と出会って、会話して、楽しい気分になれる・・・
無理に立ち上がろうとしなくても、ちゃんと立ち直れそうな、そういう気持ちになれた半日でした。


人間にケガが無くて結構でした
この時期の街乗りは厳しそうですね
マイクヘイルウッドレプリカ? 免許いくつあっても足りなさそう(笑)
そらおまんまの食い上げですな > タクドラさん
えふさん
ご心配をおかけしました。
1098Sでの「ほぼ立ちゴケ」にもだいぶ慣れてしまったようで、先が思いやられます・・・
このタクドラさんの会社、バイク好きさんが多いらしく、ご本人が今現在乗っていないにも関わらず、最新バイクネタ続出で楽しめました。
僕も先日長野にソロツーで行った時に、松本市内の道の駅の駐車場で
立ちゴケしました。(^^ゞ
ある一定の限界を超えちゃうと、もう、起こせないと分かるので、とにかく
がっしゃんと倒れないように、ゆっくりゆっくりと倒していって、やさーしく
倒してから、ちゃんとした姿勢で起こしました。
CBRですけどフレームスライダーのおかげと、ゆっくり倒した甲斐あって
どこも傷つかずに済みました。
それでも、やっぱり立ちゴケはへこみますね。(^^ゞ
つるばらさんにお怪我がなくて、何よりです。
おぎしんさん
コメントいただいて初めて気づいたのですが、そうか、ゆっくり倒してあげれば被害最小ですね。
今回は意図的にやったわけじゃないのですが、ご指摘のおかげで良い経験になりました。
バイクはタイヤが2個しかないので倒れるのが必然であります。
3月にDAEGに買い換えてから、まだ半年たたぬのに、
すでに2回歩行速度以下の速度で倒しちゃいました。 (^^ゞ
1回目など、まだ慣らし運転中。 orz
私の場合は逆で、
グラッと来て支えられないって思ったら、
車体はいたわらずに、放り出して逃げます。
バイクよりも自分の体を守るのを優先でやってます。
だって、バイクは体と違ってお金でなんとでもできますもん。
ますこさん
低速ゴケはどんなベテランにも避けられない運命のいたずら?
ワタシも、HMSなどでは迷わず逃げます。
借り物だから、というより、転倒に至る状況が、逃げざるを得ないケースが多いから。
何事も、ケースバイケースってことですね。